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堀川遊覧船でバリアフリー研修を行いました

プロジェクトゆうあいでは、障がいのある方が講師役を担い他の事務所の方にバリアフリーについてお知らせしたり、体験していただくバリアフリー研修を行っています。

3月8日から10日まで3日間、公益財団法人松江市観光振興公社様運営の堀川遊覧船へ車いすを使用したバリアフリー研修会に車いすを使用する2名を含め、4名のスタッフが招かれました。

 
男性が車いすのまま遊覧船に乗るのを 船頭さんたちが介助している
 

研修会場は黒田町のふれあい広場乗船場。船頭、職員の皆様が1日2時間熱心に受講されました。さすがに接客のプロで研修会では笑顔を絶やさず参加され、優れたホスピタリティーをお持ちでした。車いすを利用し操作する人と車いすに乗る人に分かれて、待合室から乗船場まで介助し実際に船に乗船するまでの実技講習を行っていただきました。

特に傾斜のある歩道や、車いす使用者が乗船する実技では危険も伴うこともあり、とても集中しておられました。講師役の車いす使用者の二人は、誤った操作方法や身体の抱え方には何度も繰り返し説明し、受講生の皆さんに丁寧にお話をしていました。

障がい当事者が講師になり、実技を交わえバリアフリー研修を企画実行できる事業所は島根県内でも少なく、今後もプロジェクトゆうあいの活動の一つとしてバリアフリー推進を広めていきたいと考えています。【中路】