※iOS10へのアップデートに伴いアプリの機能が一部使用できない不具合が確認されました。
現状(2016年12月時点)では修正等の対応が困難のため、一時Appストアでのアプリ配信を停止しております。
ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
ご理解ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
てくてくナビは、見えない方、見えにくい方、地図を読むことが不得意な方のための歩行支援アプリです。iphone、ipad(回線契約があるタイプ)でご利用ください。
このアプリによってできる機能は大きく分けて2種類あります。
なお、「てくてくナビ」は、itunes app storeから無料でダウンロードしていただけます。
itunes app storeにて、てくてくナビで検索してください。
本アプリはGPS機能を用いますが、誤差が~10m程度あることをご了承ください。また、鉄筋コンクリートの建物内などではGPSが機能せず、本アプリが有効に機能しないことがあります。
このマニュアルでは、てくてくナビの操作手順を説明します。
各章の頭には■、各見出しの頭には、●を付けています。ボイスオーバーが読み上げる内容を「」で囲みました。また、iphoneについては端末と表記しています。
てくてくナビを使う前に消音モードとして、ボイスオーバーをオンにしてください。ボイスオーバーをオンにすることで、画面の情報を音声で読み上げます。
なお、ボイスオーバー機能を使わない場合には、目的地までの距離、方向を画面と震動で知ることができますが、現在地の住所と、端末の方角は音声読み上げに対応しないために活用できません。
ボイスオーバーをオンにする方法を二つ説明します。
方法1:ボイスオーバーを切り替えるために、ショートカットの設定をします。
この操作は、画面を見て操作する方のみとなります。画面の見えない方でios7以上の機種をお持ちの方は、2)にお進みください。
ホーム画面を表示します。
設定を選びます。
一般を選びます。
アクセシビリティを選びます。この画面の一番下から、ショートカットを選び、VoiceOverをチェックします。ホームボタンをトリプルタップ(3回カチカチカチと押す)すると、ボイスオーバーのオンとオフが切り替わるようになります。
方法2:Siriを使ってボイスオーバーをオンにする方法です。
なお、この方法はios7以上の機種が対象となります。
ホームボタンを長押しします。ピコンと音がしたらすぐに、ボイスオーバーオンと話しかけます。もう1度ピコンと音がして、「ボイスオーバーをオンにしました」と読まれたら成功です。
失敗した場合は、もう1度ホームボタンを長押しします。
画面に触れて読み上げられたら、ホームボタンを押してホーム画面を表示させます。
※ボイスオーバーをオンにすると、オフのときと、操作法が変わります。
このマニュアルでは、1本指でそろばんの玉を弾くような動作をフリック、1本指で画面を軽く1回叩く動作をシングルタップ、1本指で画面を軽く2回叩く動作をダブルタップと書きます。
端末の左側面に上にある消音モードオンオフを切り替えるスイッチを、下にスライドします。消音モードがオンになると振動します。
ボイスオーバーがオンになっている場合は、「消音はオンです」と読みます。ただし、スクリーンロック中には読み上げません。
画面の左下を、シングルタップすると、現在地を読み上げます。
たとえば、プロジェクトゆうあいにいる場合は、「現在地は日本島根県松江市北堀町35-14」と読みあげます。
住所がない場所では郵便番号、道路の名前を読み上げます。
この操作は、てくてくナビ起動時にはいつでもできるようになっています。
※現在地は画面には表示されません。
画面の右下をシングルタップします。端末を向けている方角を読み上げます。
たとえば、端末が北東を向いている場合は、「方角は北東方向です」と読み上げます。
この操作は、「てくてくナビ」起動時には、いつでもできるようになっています。
※端末を向けている方角は、画面には表示されません。
目的地までの距離、方向を音声、振動で知らせるとともに、通過ポイントと目的地の到着を震動と音声で知らせる機能を説明します。
行きたい場所を目的地として追加(登録)すると、目的地までの距離を音声で、目的地の方向を震動によって知らせてくれます。
方向は目的地までの直線の方向であり、経路となる道路の方向ではありません。
目的地に近づくに従って、知らせる距離も短くなっていきます。
また、目的地に到着すると振動と音声でお知らせします。
目的地に行く途中の目印となる施設や、交差点のようなポイントを通過ポイントといいます。目的地までの通過ポイントを追加しておくと、通過ポイントに到着した時にも振動と音声でお知らせします。
通過ポイントの追加方法は、目的地の追加方法と同じです。
目的地・通過ポイントを追加(登録)するには、以下、3つの方法があります。
なお、2)の地図に直接追加する方法は、青眼の方にしていただく必要があります。
また、1)施設名検索によって追加する場合には、施設の敷地の中心に目的地が設定されます。
より正確な位置を追加(登録)するためには、2)地図直接の方法、または3)現在地での方法がお勧めです。
住所または施設名で検索して、目的地・通過ポイントを追加します。
1) 画面左上に指を置き、左右フリックし、「目的地を追加ボタン」を選び、ダブルタップします。ポコッと音がして、目的地を追加するための画面が表示されます。
2) 画面左上に指を置き、左右フリックし、「検索テキストフィールド」を選び、ダブルタップします。
住所または施設名を入力し、画面右下の「検索ボタン」を探しダブルタップします。ポコッと音がして、検索が始まります。
3) 検索結果が表示されます。
左右フリックし、「登録ナビスタートへ」を選び、ダブルタップします。カチッと音がして「登録ボタン」、「ナビスタートへボタン」が現れます。
検索した施設または住所の周辺に目印となるものがある場合、同じ画面に表示されます。
4)すぐにナビを開始する場合には、「ナビへスタートボタン」を選び●5の説明へ、登録データとして保存しておく場合には「登録ボタン」を選び●6の説明へ。
1) 画面左上に指を置き、左右フリックし、「目的地を追加ボタン」を選び、ダブルタップします。ポコッと音がして、目的地を追加するための画面が表示されます。
2) 画面左上に指を置き、左右フリックし、「現在地」を選び、ダブルタップします。
3) 左右フリックし、「登録ナビスタートへ」を選び、ダブルタップします。カチッと音がして「登録ボタン」、「ナビスタートへボタン」が現れます。
4)すぐにナビを開始する場合には、「ナビへスタートボタン」を選び●5の説明へ、登録データとして保存しておく場合には「登録ボタン」を選び●6の説明へ
1) ホームボタンをトリプルタップして、VoiceOverをオフにしてください。
2) 画面を最大まで拡大して、目的地または通過ポイントとなる場所に、地図上へ長押しのシングルタップをすると、ピンが立ちます。
3) ピンの場所が住所となって表示され、文字の左側の>をシングルタップします。画面の下に「登録ボタン」、「ナビスタートへボタン」が現れます。
4)VoiceOverをオンにしてください。すぐにナビを開始する場合には、「ナビへスタートボタン」を選び●5の説明へ、登録データとして保存しておく場合には「登録ボタン」を選び●6の説明へ。
目的地までのナビをスタートします。
1) 左右フリックし、「ナビスタートへボタン」を選びダブルタップします。ポコッと音がして「ナビメニュー見出し」と読み上げます。
目的地までのナビがスタートします。
2) 移動するときは、端末を垂直に立ててください。水平に持っていると、目的地の方向に反応して震動することがあります。
目的地・通過ポイントに到着すると、振動があります。(目的地の方向の震動とは別種類の震動です)
ナビをしているときの使い方は、第5章をご覧ください。
目的地となる場所を登録します。
1) 左右フリックし、「登録ボタン」を選びダブルタップします。ポコッと音がして、新しい画面が表示されます。
2) 「テキストフィールド」が表示されます。このテキストフィールドには、検索の際に入力した文字が予め入力されています。登録名を変更したい場合、ここで変更できます。
入力が終わったら、左フリックし、「保存ボタン」を選びダブルタップします。
3) 「ブックマークに登録しました」というメッセージが表示されます。
右フリックし、「トップへ戻るボタン」を選び、ダブルタップします。ポコッと音がして、「目的地へ追加ボタン」と読み上げられたら、てくてくナビ起動時の画面に戻っています。
これで登録完了です。
4) 登録した目的地・通過ポイントを確認します。
てくてくナビ起動時の画面を表示します。
画面左上に指を置き、左右フリックし、登録した目的地・通過ポイントが読み上げられるかを確認します。
5)登録した目的地・通過ポイントを確認します。登録した目的地・通過ポイントを読み上げるところに指を置き、1回右フリックすると、「詳細情報ボタン」が表示されます。「詳細情報ボタン」をダブルタップすると、ポコッと音がして画面が切り替わります。
画面左上に指を置き、左右フリックします。登録した目的地・通過ポイントを確認できます。
左右フリックし、「戻るボタン」を選びダブルタップします。ポコッと音がして、「編集ボタン」と読み上げられたら、てくてくナビ起動時の画面に戻っています。
6) 登録した目的地までのナビをスタートします。
左右フリックし、目的地を選び、ダブルタップします。移動するときは、端末を垂直に立ててください。
目的地・通過ポイントに到着すると、振動を感じることができます。
ナビしているときの使い方は、第4章をご覧ください。
ナビをしているときの機能を紹介します。
ナビをスタートさせてから、画面の左上をシングルタップします。「目的地まで約○○メートルです」と読み上げます。目的地に近づいていくと、○○メートルの数字が縮まっていきます。
目的地の方向を確認するときは、端末を水平に持ちます。
端末を水平に持って左右にかざすと、目的地の方向を指したときだけに振動します。
振動したとき、画面の右下をシングルタップすると方角を読み上げますので、目的地がどちらの方角にあるか確認できます。
通過ポイントに近づくと(10m範囲)、5回の断続的な震動があります。画面をダブルタップすると、目的地までの距離とともに、通過ポイントの名称が読み上げられます。
目的地に近づくと(10m範囲)、10回の断続的な震動があります。画面をダブルタップすると、「目的地に到着しました」という案内があります。
ナビを終了したいとき、画面左上に指を置き、左右フリックし、「ナビを終了ボタン」を選び、ダブルタップします。ポコッと音がして、「編集ボタン」と読み上げられたら、てくてくナビ起動時の画面に戻っています。
目的地・通過ポイントが増えてきたら、使いやすいように整理します。
使わない目的地を削除します。目的地をたくさん登録したときに、使わない目的地を削除すると操作しやすくなります。
1) てくてくナビ起動時の画面を表示します。
画面左上に指を置き、左右フリックし、「編集ボタン」を選びダブルタップします。ポコッと音がして画面が切り替わります。
2) 画面左上に指を置き、左右フリックし、削除したい目的地・通過ポイントを選び、ダブルタップします。
たとえば、プロジェクトゆうあいという目的地を削除する場合、「削除プロジェクトゆうあいの切り替えオフ」を選び、ダブルタップします。
3) 「削除ボタン」と読み上げますので、ダブルタップします。
これで削除完了です。
4) 目的地・通過ポイントの削除が終わったら、左フリックし「完了ボタン」を選び、ダブルタップします。カチッと音がして、「編集ボタン」と読み上げられたら、てくてくナビ起動時の画面に戻っています。
5) てくてくナビ起動時の画面を表示します。
画面左上に指を置き、左右フリックし、削除できているか確認します。
目的地の順番を並び替えます。登録した目的地が多くなったとき、よく使う目的地を上に移動させると便利です。
この操作は、画面が見える方のみとなります。
1) てくてくナビ起動時の画面を表示します。
画面左上に指を置き、左右フリックし、「編集ボタン」をダブルタップします。
2) 並べ替えたい目的地・通過ポイントを選び、ダブルタップしたあと抑えたままにします。
たとえば、プロジェクトゆうあいという目的地を並べ替えたい場合左右フリックし、「プロジェクトゆうあいを並べ替える」をダブルタップして抑えたままにします。
ポコッと音がしたら、指を離さずに、移動させたい場所に向かって指を動かします。
キーンという音がして、「○○の前にプロジェクトゆうあいを並べ替えました」と音声ガイドが流れます。
並べ替えが終わったら画面左上に指を置き、左右フリックし、「完了ボタン」を選び、ダブルタップします。カチッと音がして、「編集ボタンと読み上げられたら、てくてくナビ起動時の画面に戻っています。
これで並べ替えが終わります。
3) てくてくなび起動時の画面を表示します。
画面左上に指を置き、左右フリックし、順番が変わっていることを確認します。