本文へ移動する

ゆうあいReport第3号

東日本大震災支援とゆうあいの取り組み

東日本大震災から2年がすぎました。NPO法人プロジェクトゆうあいとして、この未曾有の大災害に対して、東北から遠くはなれた松江の地から何ができるのか?その思いを持ち続け、そしてできることに取り組んできた2年間だったと思います。

ゆうあいは、もちろん震災支援を中心事業とするNPOではありませんが、島根NPO連絡協議会の幹事団体であることから、オール島根の一員としての取り組みもありましたし、ゆうあいが取り組む事業では東北の団体、法人さんとのつながりも多くあり、そこを手掛かりにできた支援も多くありました。

島根NPO連絡協議会は、松江市、松江市社協、島根県社協などと連携して「東日本大震災 松江・島根支援協議会」を設立し、被災で松江に来られた方の支援、被災地の物産販売、防災意識啓発のイベントなどを実施しました。福島県双葉町から松江に避難で来られた桑原達治さんは、この支援協議会活動がきっかけでお知り合いとなり、ゆうあいにスタッフとして加わっていただくことになりました。

児童デイサービスの事業では、事業所立ち上げの際からお付き合いのある「あいち児童発達支援連絡会」さんと連携して、東北の被災3県の児童デイサービス事業所の子どもさんが描かれた絵画展を、愛知ののちに、松江、沖縄、仙台にて開催し、松江から東北に応援メッセージを送ることもできました。

そのほかにも、東北の観光復興を目指して、仙台でのバリアフリー観光全国フォーラム開催に中心的な役割を果たしましたし、青森で開催されたバスマップサミットでは、全国のメンバーと災害時の公共交通の情報提供のあり方について話し合いました。 震災支援の取り組みは、これが終わりということはありません。できることを、これからも継続して、取り組んでいきたいと考えています。(田中)

ゆうあいタイムライン(2013年1月~3月の足跡)

1月

セミナーが新聞に掲載

ウェブアクセシビリティセミナーを松江テルサで開催。県東部の自治体に呼びかけ、島根県、松江市、出雲市、安来市、大田市、定住財団、国土交通省などから22名参加。山陰中央新報に当セミナーの記事が掲載された。

てくてく日和島根 創刊号が発行

障がいのある方でも楽しく気軽に旅行ができるように、島根県内のバリアフリースポットが紹介されている。季刊誌のフリーペーパーで、松江市の観光案内所や道の駅などに配布された。

楽しいかいがてん ~とうほくのちから~

昨年にゆうあい主催で、松江イングリッシュガーデンにて東北の障がいのある子どもたちの絵画展が開催され、その後、沖縄を経て仙台にて1月末から1週間、開催された。

JNSA賞特別賞を受賞

2005年度から「インターネット安全教室」を島根県内各地で広め、情報セキュリティ向上等に貢献し、NPO日本ネットワークセキュリティー協会(JNSA)より、その功績が認められ受賞された。

2月

火災避難訓練を実施

1階で火災発生という想定のもと、消防署への連絡、消化、ガスの元栓締めなどをして、約20人が隣の公民館へ避難。車いすのスタッフ、足の弱いスタッフも合わせて可能な限りスムーズな避難が求められた。

音声案内システム「てくてくラジオ」を出展

高知市で開催された「目と耳に関する医療講演会・機器展示・体験会」に、視覚障がい者用のAM微弱電波音声案内システム「てくてくラジオ」を出展。2013年6月に同じく高知で開催される福祉の展示会に参加を予定している。

浜田でセミナーを開催

1月の松江セミナーに引き続き、浜田でウェブアクセシビリティのセミナーを開催。グループワークで互いに多数の意見を話し合った。アンケート欄がいっぱいに埋まる程の有意義なセミナーとなった。

バスマップサミットに参加

バスマップサミットが札幌で開催され、バスマップすごろく松江版も全国におひろめ。サミットでは「バスマップ法」を国会に提言しよう! という大胆な意見も取り上げられるなど賑やかなサミットとなった。今回で第10回目を迎えた。

福島から避難で来ているスタッフの記事が毎日新聞に掲載

福島県双葉町から避難で来られ、現在ゆうあいで働いている桑原達治氏から「支援されるばかりではなく、自分にもできることをしたい」と、避難で松江に来られた方々を元気づけている活動が掲載された。

3月

第2児童デイサービスの準備

児童デイサービス利用者の定員が一杯になるという好評のもと、当事務所から徒歩5分ほどの場所に一軒家を借りて、第2児童デイサービスを開始することが決定。2013年4月より開始。

バリアフリー研修を開催

島根県庁・観光各部署の方々を対象としたバリアフリー研修を開催。「視覚障がい者の観光」をテーマとし、手引きの体験や、視覚障がい者がどのようにネットを利用しているのかを実演してもらった。約50名が参加。

地域ICT利活用セミナーへ参加

名古屋にて、ゆうあいの三輪、田中がプレゼンターとして総務省東海総合通信局の主催する、地位域ICTセミナーへ出席。全国バリアフリー観光推進の事業をはじめ、ウェブアクセシビリティの話などを紹介した。

古本無人販売が続々追加

松江生協病院5階「喫茶ひまわり」(写真左)、「みしまや 学園店」(写真右)へ古本無人販売(一律100円)をスタート。文庫本、単行本、漫画などを用意。現在はみしまや北堀店、春日店、松江テルサと上記の2施設と合わせて、合計5施設へ設置中。

ゆうあいへパソコン3台寄贈

松江法人会様よりパソコンを3台寄贈をいただいた。U-BOOK(古本販売)チームでは日々、古本の入力作業をしており、とてもありがたいプレゼントとなった。

てくてくラジオを活用

元、日本ライトハウスの館長よりお誘いをいただき、大阪府堺市にて視覚障がい関連のイベントで、てくてくラジオを活用した盲導犬クイズラリーを実演。ラジオから出る盲導犬のクイズ問題は来場された視覚障がいの方々を楽しませた。

コラムスピーチサポートDS(聴覚障がい者コミュニケーションツール)

2009年から2年間の開発期間を通じて、任天堂DSiでの障害者向け支援ソフトとしては全国で2例目、島根県内の企業では初めての例として2011年に発売された聴覚障がい者コミュニケーション支援ソフト「スピーチサポートDS」。入力した文章を音声化したり、任天堂DSiの特徴である2画面を利用した手書き文字で、最大4人で近距離リアルタイム筆談でスムーズな筆談会話を可能とし、さまざまな用途で楽しめる新しいツールです。

当事務所では聴覚障がいのスタッフが毎日の打ち合わせでスピーチサポートDSを利用し、スムーズな意思伝達をしており、もはや手離せないものとなりました。もともと任天堂DSiは手にフィットする小型機なので外へ出掛けるときにも存分に活用することができます。さらにこのソフトはネットやゲーム店舗から500DSiポイントでダウンロードするだけで利用可能です。(500DSiポイント=500円)

おかげ様で2013年3月時点で全国から約2600本がダウンロードされています。スピーチサポートDSは、DS本体とセットで1週間の無料体験(レンタル)していただくことができますので、ご興味がある方はぜひお問い合わせ下さい。

事業紹介コーナー

バス停クリーンアッププロジェクト

松江市内のバス停表示板清掃と、路線情報の提供をセットにして、きれいで見やすくわかりやすい表示ができるよう整備を行うことを目的に、5か所のバス停がクリーンアップされました。2013年の春にはさらに松江市・出雲市内を含めた7つのバス停(上り、下りの両側バス停があるところもあるので、合計11か所)において、人権啓発ポスター付きのクリーンアップされたバス停がさらに増えていく予定です。

どこでもバスマップすごろく

2013年4月にはいよいよ、島根版バスマップすごろく「しまねっこ電鉄」がデビューします。タイトルのとおり、しまねっこのキャラクターが前面にでているかわいいすごろくです。前面、裏面ともにそれぞれ大人用、子供用とした2つの島根マップがあり大人から子どもでも幅広く楽しめるようなすごろくになっています。また、松江版もあり、これも松江の観光や知識を遊びながら学べる内容になっています。今井書店などで定価1000円で販売しています。

お知らせ

第2児童デイサービスキッズスペースゆうあいを開設

この1年半の間におかげさまで利用者もだいぶ増えて、ほぼいっぱいの状況が続いています。このような中、北堀の今の事業所から歩いて5分ほどの場所に一軒家をお借りして、4月1日から第2児童デイサービスを開始することになりました。こちらは落ち着いて学習できる場にしていきたい、というのを基本方針としています。

U-BOOKの販売個所が増えました

みしまや学園店様、喫茶ひまわり様(松江生協病院5階)へ古本無人販売(一律100円)を追加しました。現在設置中はみしまや北堀店様、みしまや春日店様、福祉ショップ天神販売所様(松江テルサ)になっています。順次追加予定ですので、お楽しみに!

よりよいまちづくりを目指して

プロジェクトゆうあいでは「このまちに希望の種をまいていく」という言葉をかかげ、社会をよりよくするというミッションのもと、さまざまな非収益事業を実施しております。多くの方のご支援をお待ちしております。詳しくはパンフレット、またはゆうあいHPの右上のバナー「ゆうあいの活動にご支援ください」にご紹介していますのでご一読下さい。

U-BOOK報告

U-BOOK(古本事業)では2013年1月~3月の間に3187冊の寄贈をいただきました。ネットからの販売ではセット巻を含む合計約500冊、334,005円となりました。売上代金は障がいのあるスタッフの報酬にすべて還元させていただきました。

発行

発行元:
NPO法人プロジェクトゆうあい
住所:
松江市北堀町35-14
電話:
0852-32-8645
メール:
info@project-ui.com

プロジェクトゆうあいの取り組みに賛同いただいている方に会員になっていただいています(年会費3000円)。会員になりますと、法人の取り組みをメールを通じて随時ご報告していくほか、各種イベントへのご案内をしています。また、さまざまな形での寄付(寄付金、物品、労力提供など)も慕っていますのでご協力のほどよろしくお願いします。

このページの先頭へ