2016年1月28日、玉造温泉ゆ~ゆを会場に、プロジェクトゆうあい主催により、山陰バリアフリー観光推進リレーシンポジウム島根松江シンポを開催しました。前日には、トラベルフレンズ・とっとりの主催により、鳥取市のわらべ館において鳥取シンポが開かれました。
NPO法人日本バリアフリー観光推進機構理事長の中村元氏、株式会社アクセスインターナショナル代表で元パラリンピック水泳日本代表の山崎泰広氏 による講演の後、松江しんじ湖温泉の旅館「なにわ一水」代表取締役社長の勝谷有史氏からは、同館のバリアフリー化の取り組みについて、さらにプロジェクトゆうあいの川瀬から、松江/山陰バリアフリーツアーセ ンターの日々の取り組み紹介を行いました。
後半は、中村氏、勝谷氏、川瀬によるパネルディスカッションを行い、「バリアフリー推進による観光客集客と住みよいまちづくり」というテーマで、熱い 討論を繰り広げました。
島根シンポ、鳥取シンポとも島根、鳥取の行政機関をはじめ、バリアフリー観光に関心 のある企業、団体等から多数ご参加いただき、とても有意義なシンポジウムに なりました。このシンポをきっかけに、山陰両県挙げてのバリアフリー観光の推進にさらに力を入れていきます。
視覚障がいのある方のための支援機器やソフトを紹介する動画、「えみスマイル」の1月号を配信しました。今回は画面読み上げソフトPCトーカーの使い方編その11として、ホームページの読み方を紹介しています。聴覚障がいのある方のための字幕付きです。
くにびきメッセで開催されたつながるネ!ット「子どもフェスティバル」に参加しました。プロジェクトゆうあいは、バスマップすごろくとともに古本を販売しました。
中国運輸局島根運輸支局主催のバリアフリー推進教室に、スタッフが講師として参加しました。バリアフリーツアーセンター長の川瀬、車いす利用のスタッフ、視覚障がいのあるスタッフが講演させていただきました。また、障がいのある方・障がいのある方をサポートしている方が参加し、意見交換も行われました。
1月22日、第1キッズゆうあいにて「おもてなし会」を開き、ご利用児童のご家族のみなさんにスタッフが子どもに接している様子、集団活動の様子を見ていただきました。子ども達は緊張しながらも、台ふきやお茶出し等おもてなしをしました。
松江市市民活動センター(STICビル)にて、おかげまつり冬まつりが開催され、プロジェクトゆうあいは、福祉ネットだんだんネの一員として参加しました。1階のレストランとして使われていたスペースをお借りして、ブックカフェを開きました。
バリアフリーまち歩き観光情報誌「てくてく日和山陰」冬号が完成しました。今回の表紙は旅情たっぷり温泉津温泉街の夜です。記事には石見銀山と倉吉を特集しています。ゆうあいHPからPDFまたはワードでダウンロードできます。
2月2日・3日・4日の3日間、堀川遊覧船の船頭さんを対象に、バリアフリー研修を開催しました。松江/山陰バリアフリーツアーセンター長の川瀬、車いす使用者のスタッフ3人が講師として参加し、船頭さんに車いす使用者が船を乗り降りする際の介助を実践してもらいました。研修の様子は島根県内の新聞・テレビにも取り上げられました。
障がいのある子どもたちが参加している音楽サークル「たのしい楽団」のメンバーが、神戸に遠征しました。「音遊びの会」のメンバーと、ミュージシャンの大友良英さんとの即興演奏会が実現し、楽しい1日となりました。大友良英さんはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の作曲を手掛けた方です。
松江市内の歴史ある建物で発見された、貴重なチェコのピアノ「ノヴィー」再生プロジェクトに、ゆうあいも協力しています。2月14日・28日にカラコロ工房地下金庫室にて、ノヴィーの部品を赤い糸で結ぶイベントが開催されました。
ゆうあいで取り組んでいるバス停クリーンアッププロジェクト。ゆうあいが発行する「どこでもバスブック」の表紙イラストを使用して、「津田小学校入り口」・「くにびきメッセ前」等のバス停をリニューアルしました。松江らしく小泉八雲とバスがモチーフになっているイラストです。このイラスト付きのバス停は、今後10箇所ぐらいに増える予定です。
松江市総合福祉センターにて、第11回松江市ボランティアフェスティバルが開催され、ゆうあいは古本販売をしました。その他に会場では、地元の中高校生による琴や吹奏楽の演奏等のステージイベントや、盲導犬とふれあえるコーナー・物販コーナーがありました。
3月6日に、松江市市民活動センター(STICビル)にて、「すすめ! たのしい楽団!」と題し、「たのしい楽団」の初ライブを開きました。応援団長である歌手の浜田真理子さんとの共演もありそれぞれが奏でる音の協演を楽しみました。
イオン松江店にて、東北の子ども達を応援するイエローレシートキャンペーンに協力しました。ゆうあいに勤めている、石倉さん、福島県出身の桑原さんが店頭で募金の協力を訴えました。
「えみスマイル」の3月号を配信しました。今回は画面読み上げソフト PCトーカーの使い方編その12として、ホームページをお気に入りに登録し、電車時刻の検索をしています。聴覚障がいのある方のための字幕付きです。
4月2日に開催される松江武者行列に向けて、城東公民館にて、松江武者行列着付けボランティアのための講習会が開催されました。ボランティアの方に甲冑・内かけの着付けをしていただきました。
プロジェクトゆうあいプロデュース「出雲ブックカバー」の販売が始まりました。かつて、 布を染める技法の中で、江戸時代末のわずか40年間に限られ、その後継承が途絶えた「出雲藍板締め」という幻の染色技術がありました。 その出雲藍板締め版木から現代の技術を使い、再現されたデザインの布を用いて一枚一枚丁寧に手作りされたブックカバー。松江歴史館のショップをはじめ市内の店舗で販売中です。
キッズゆうあいを利用する子どもさんを含む、松江市内の障がいのある子どもたちによって結成された「たのしい楽団」がちょうど2年になることを節目に、スティックビル交流ホールにて初ライブが開催されました。
ライブの名前は「すすめ!たのしい楽団!」。子どもたちは、約50名のお客さんを前に、太鼓やピアノ、笛など様々な楽器で思いおもいに演奏しました。ご家族は入場無料でしたが、それ以外の約20人からは500円の入場料もいただいての本格ライブとなりました。演奏後のみんなの顔の誇らしいこと!
5月26日(木)19:00より城北公民館にて、プロジェクトゆうあいの総会を開きます。会員の皆様、ぜひお越しいただきますようお願い致します。
松江市内にお住まいの方に長年親しまれている、「どこでもバスブック」の2016年度版が4月末に発売予定です。「どこでもバスブック」は松江のバス時刻表が1冊にまとまった冊子です。今回は出雲市と鳥取市をつなぐ高速バスが初めて掲載されます。松江駅キオスク、松江市内の今井書店各店舗、みしまやの古本棚にて販売いたします。定価は変わらず250円(税込)です。
ハンドバッグにも入るサイズ(A6版)です。お出かけのお供に持ち歩いてみてはいかがでしょうか。
プロジェクトゆうあいでは2013年より、松江・出雲・安来の主要観光スポットを鉄道・路線バスで巡るための地図・時刻情報を網羅した、「縁結びバスマップ」を製作しています。毎年発行しており、2016年度版も発行予定です。「縁結びバスマップ」は松江駅前の観光案内所などで無料配布する予定です。遠方にお住まいの方・手に入りにくい方のために、無料で印刷可能なダウンロード版も制作しております。ダウンロード版はゆうあいホームページにアップされます。旅のお供にぜひご活用ください。
プロジェクトゆうあいでは社会をよりよくするというミッションのもと、さまざまな非収益事業を実施しております。多くの方のご支援をお待ちしております。詳しくはパンフレット、またはゆうあいHPの右上のバナー「ゆうあいの活動にご支援ください」にてご紹介しています。
U-BOOK(古本事業)では2016年1月~3月の間に 4,529冊の寄贈をいただきました。販売ではみしまや、イベント等の外部売上とネット売上を含む合計879,286円となりました。売上代金は障がいのあるスタッフの報酬にすべて還元させていただきました。
プロジェクトゆうあいの取り組みに賛同いただいている方に会員になっていただいています(年会費3000円)。会員になりますと、法人の取り組みをメールを通じて随時ご報告していくほか、各種イベントへのご案内をしています。