プロジェクトゆうあいでは、就労支援事業所として設計、図面作成の仕事に取り組んでいくことに。年より、建築CAD 研修を定期的に開催し、CAD を扱うことができるスタッフを養成する一方で、8月には就労支援事業所として建築CAD 事業に取り組んでいる愛媛県の事業所視察にも伺いました。事務局長の田中は、一級建築士資格の保有者ですが、昨年に管理建築士の指定講習を受け、法人の総会によって定款変更を行った上で、いよいよ2016年9月に「プロジェクトゆうあい一級建築士事務所」の登録となりました。プロジェクトゆうあい副理事長の足立は非常勤ですが、やはり一級建築士で島根県建築士会の会長でもあります。さらにプロジェクトゆうあいに来られる障がいのある方の中には建築設計の実務を積んだ方もおられて、心強いばかりです。さっそく図面トレース業務の仕事も受注し、これからの建築設計分野の仕事へのさらなる展開が楽しみです。今後は、バリアフリー改修に関わる設計など、「ゆうあいらしさ」を前面に出した事業を展開していきたいと考えています。
7月24日・25日に開催された白潟天満宮礼大祭(通称天神祭)に合わせ、旧山陰合同銀行本店にて、「白潟古本祭」を開催し、カウンターいっぱいに本を並べました。同会場にて、チェコ製ピアノ「ノビー」を再生する際に出た廃材を活用し、キーホルダーやアクセサリーなどの小物を作るワークショップも行いました。また、スティックビルでは、市民活動センター夏まつりin天神祭が開催され、福祉ネットだんだんネの一員として、1階のレストランスペースでドリンクの販売をし、多くの方にご来場いただきました。
まち歩きバリアフリー情報誌「てくてく日和山陰」15 号となる夏号ができあがりました。今回の特集は「よくばり夏のレジャー」です。花火大会のバリアフリー情報、浜田周辺・大山周辺の海・山の楽しみ方を取り上げました。広島・鳥取・島根県内の道の駅、観光案内所に配布しました。ゆうあいホームページからPDF版と、画面読み上げソフトでも読みやすいワード版をダウンロードできます。
7月28日に城北公民館にて、キッズゆうあい夏祭りを開催しました。ヨーヨー釣りや写真館など模擬店も出展し、キッズゆうあいに通っている子どもたちとその家族が楽しく過ごしました。
プロジェクトゆうあいスタッフのえみが出演する、YouTube番組「えみスマイル7月号」をアップロードしました。今回はYouTubeの動画を簡単な操作で検索して再生できる、「ユーチューブアドイン」を取り上げました。ユーチューブアドインを使うには、高知システム開発のネットリーダーⅱというソフトが必要です。
古代出雲歴史博物館ミュージアムショップにて、ゆうあいで制作した「出雲藍板締」という幻の染色技術を再現したデザインの布を使用した、『出雲ブックカバー(1200円)』と、バスマップすごろく『しまねっこ電鉄』と、『縁結び神話の国』(各1000円)が販売開始されました。
佐賀県の嬉野温泉街の旅館や商店に、「てくてくラジオ」が設置されました。てくてくラジオは、AMラジオを使った音声案内です。嬉野では、海外のお客様、視覚障がい者のまちあるきサポートを目的としています。ラジオ受信機を持って発信機に近づくとその施設の紹介、おすすめの商品、トイレの場所などを聞くことができます。ラジオ受信機の貸し出しは佐賀嬉野バリアフリーツアーセンターで行っていますので、嬉野温泉街を散策する際には、ぜひご利用ください。
8月10日に、城北公民館にてゆうあい納涼会を開催し、プロジェクトゆうあいで働くスタッフ、40人以上が参加しました。第1部はスポーツレクリエーションとして、カローリングという陸上版のカーリングを行いました。白熱した試合で大いに盛り上がりました。第2部は懇親会として、一緒に食事をすることで親睦を深めました。かりゆしバンドの演奏を聴きながら、ワイワイと楽しく過ごしました。
9月9日に、出雲市民会館でウェブアクセシビリティセミナーを開催しました。行政の広報担当の方を中心に多くの方に参加いただきました。エンジニアからウェブアクセシビリティの基礎知識や、視覚障がい者による読み上げパソコンの実演をしました。
9月10日に、松江市市民活動センター(スティックビル)にて開催された第11回松江市民活動フェスタに今年も参加しました。ステージイベントが盛り上がる中、松江ラーメンと古本を販売し、どちらも盛況でした。
9月19日に、松江と広島でバスまつりが同日開催されました。プロジェクトゆうあいからは巨大バスマップすごろくを出展しました。どちらの会場もたくさんの来場客ですごろくの体験も長蛇の列ができ、子供たちに大好評でした。
高知点字図書館で開催された便利グッズ即売会&福祉機器展示会で、AMラジオを使った音声案内「てくてくラジオ」を出展しました。松江市で開発された視覚障がい者歩行誘導マット「歩導くん」とともに、錦城ゴムのブースを使わせていただきました。
プロジェクトゆうあいスタッフのえみが出演する動画「えみスマイル9月号」をYouTube にアップロードしました。今回は画面読み上げソフトを使って、ネットショッピングをする操作を紹介。インターネットブラウザネットリーダーⅱを使い、手軽に買い物する様子をお伝えしています。
ほじょ犬は、目や耳、からだの不自由な人の為に働く盲導犬、介助犬、聴導犬のことです。日本ではまだ理解が十分ではなく、飲食店などでほじょ犬同伴での入店を断られることもありました。そこで、公共施設や交通機関、デパートやスーパー、ホテル、飲食店にほじょ犬を同伴することができるようにするための「身体障害者補助犬法」が施行されました。ほじょ犬はペットではなく、特別な訓練を受けた犬です。社会のマナーもきちんと訓練され、衛生面でも安心なよう十分注意して手入れされています。また、目の不自由な方が利用しやすいような工夫として点字メニューを設置してあるレストランもあります。松江市では、モスバーガー、ガスト、COCO 壱番屋、ココス、バーミヤン、牛角、大戸屋ごはん処などで点字メニューが設置されております。すべての方が楽しいひとときが過ごせるよう、みなさまのご理解、ご協力をよろしくお願いします。
9月27日にプロジェクトゆうあい本部で開催した臨時総会にて、以下2名の役員変更が決定しました。
今岡克己氏が監事を退任し、理事に就任。後任として高橋憲二氏が監事に就任しました。
障がいのあるお子さんを対象としたイベントを開催します。島根県で活動するアーティストのよしとさんによる紙芝居とランチバイキング開催します。
参加希望の方は11月25日までに下のお問い合わせ先に申込ください。
11月13日(土)に、くにびきメッセにて松江市環境フェスティバルが開催され、プロジェクトゆうあいは古本とバスマップすごろくの販売を行います。
その他ステージイベント、食品販売コーナーなどが出店されます。
2016年7月~8月の間に 2,955冊の寄贈をいただきました。
販売ではみしまや、イベント等の外部売上とネット売上を含む合計428,915円となりました。売上代金は障がいのあるスタッフの報酬にすべて還元させていただきました。
プロジェクトゆうあいの取り組みに賛同いただいている方に会員になっていただいています(年会費3000円)。会員になりますと、法人の取り組みをメールを通じて随時ご報告していくほか、各種イベントへのご案内をしています。