~バスマップ・バスマップすごろく・バスサイン~
プロジェクトゆうあいを代表する商品「どこでもバスブック松江版」は、市内の路線バス情報をはじめ、コミュニティバス、連絡バス、JRや一畑電車の時刻表も掲載し、松江の公共交通の情報をほぼ網羅する、松江では唯一の総合交通時刻表です。
ゆうあい設立からほぼ歴史をともにし、毎年発行されるこのバスブックには、多くの方から、とても重宝しているという声をいただいています。この松江バスブックが土台となり、県内各地域でバスブックを制作したり、観光版のバスマップを制作したり、バス停のクリーンアップに関わったりと、取組みは様々に広がってきました。ここ数年ではバスマップから派生した「バスマップすごろく」が、おもしろい展開を見せています。バスマップすごろく松江版にはじまり、島根版、縁結び版と、島根3部作のすごろくをここ5年の間でリリースしてきましたが、今年の3月に、神奈川県の湘南、江ノ電から依頼されて「江ノ電すごろく」を制作、さらに6月には「京都版バスマップすごろく」を商品化するなど、全国に向けてバスマップすごろくがはばたいています。その一方で、松江のバスの乗りやすさ改善の取組みも地道に進めています。松江市役所の玄関ロビーには昨年、われらのどこでもバスマップが大きく掲示されたのをご存じでしょうか?新築された総合体育館にも同じくバスマップが掲示されていますし、現在は駅前バスターミナル、県庁前のバスサインの改善にも取り組んでいます。ゆうあいの近く、北堀バス停にはなんとかバス停上屋がつくれないかと、市役所に折衝をかさねています。まだまだ、私たちの取組みに終わりはなさそうです。(田中り)
1日(土)、晴天の中「松江武者行列2017」が盛大に開催されました。今年もプロジェクトゆうあいは、運営に協力させていただきました。『武者のまち松江』として様々な武者にまつわるイベントが予定されています。
イオンの黄色いレシートキャンペーンで、プロジェクトゆうあいに、1年分(毎月11日に実施)のレシート総額の1%、2万8千円分の商品券をご寄贈いただきました。キッズスペースゆうあいのこどもたち向けに、遊具、おもちゃ、パズルなどに活用させていただきました。
まち歩きバリアフリー情報誌『てくてく日和・山陰』2017年春号(第18号)ができました。今回は国宝松江城周辺を様々な角度からまち歩きしました。また鳥取県東部の「山陰海岸ジオパーク」、白兎・青谷・鹿野のみどころを紹介しています。てくてく日和はフリーペーパーで、山陰の観光案内所や「道の駅」、観光・公共施設などを中心に設置・配布しています。
16日、松江市長選挙と市議会議員一般選挙がおこなわれました。選挙では「選挙公報」が配られますが、視覚障がい者をはじめ、活字を読むことが困難な方も多く、そこで今回、選挙公報の「音声版」が、希望する視覚障がい者に配布されました。制作はプロジェクトゆうあいが協力させていただきました。音声版は、専用再生機だと記事を検索しやすい「デイジー版」、通常のCDプレイヤーで再生できる「音楽CD版」を用意しました。
プロジェクトゆうあい内部の2016年度事業報告会を城北公民館にて開催しました。交通系事業、バリアフリー系事業、リサイクル系事業、情報系事業といった分類で、トータル39もの事業があります。事業ごと、関わったスタッフが前に出て報告し、成果を発表しました。
4月21日から5月14日まで、「お伊勢さん菓子博2017」が、三重県で開催されました。「全国菓子大博覧会」は、お菓子の歴史と文化を後世に伝えるとともに、菓子業界、関連産業の振興と地域の活性化に役立てるため開催され、プロジェクトゆうあいは視覚障がい者の方のための会場の触図や、フードコートのメニューの音声版(デイジー)を制作させていただきました。
プロジェクトゆうあいのスタッフ「えみ」が出演するYouTube番組「えみスマイル!」最新号ができました。今回は高知システム開発から発売されている住所録ソフト「MyAccess(マイアクセス)」の第2回、住所録についての概要を紹介しています。聴覚障がいの方のための字幕も準備しています。
情報セキュリティ対策のあらゆる製品が一堂に出展する専門展「2017 Japan IT Week 春」が、10日から3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催されました。各企業のリスク・セキュリティ管理部門、情報システム部門、経営企画部門、監査部門、法務部門の責任者ならびに担当者が来場し、出展企業と活発な商談・受注を行います。プロジェクトゆうあいは「パソコンリサイクル」の関連で出展いたしました。
プロジェクトゆうあい内の「松江/山陰バリアフリーツアーセンター」が、NHK・Eテレで放映の番組「バリバラ」の企画に協力し、センター長の川瀬がスタジオ出演いたしました。「一度でいいから、一人旅を楽しんでみたい」という全盲の女性のために、二人のプロが観光プランを考え、実際に旅行してもらうという企画で、21日の夜に、「体感! “見ないで楽しむ” 観光対決」として放送されました。センターでは今回、視覚障がい者の誘導者と観光ガイドの手配、宿泊施設のコーディネートをおこないました。
キッズスペースゆうあいの「春の遠足」が27日にありました。気持ちのいい陽気の中、大山森の国(フィールドアスレチック)へ出かけました。アスレチックでは、アリ地獄やそり立つ壁などの難所にチャレンジして楽しみました。みんなきちんと約束を守って、大自然の中楽しい一日を過ごすことができました。
松江市内のバス時刻表を1冊にまとめた、どこでもバスブック2017年度版が完成。発売を開始しました。今回は時刻の大幅改定で発行が遅くなり、みなさまに大変お待たせいたしました。松江駅前キヨスク、松江市内の今井書店各店舗、みしまや各店舗にて250円(税込)で販売中です。
縁結び観光協会さんから資金的なバックアップで松江・出雲・安来の主要観光スポットを、鉄道・路線バスで巡るための、地図・時刻情報を網羅したマップ「縁結びバスマップ」の2017年度版が完成しました。松江・出雲・安来の観光案内所などで無料配布しています。
アドバイザーの難波氏を講師として招き、キッズスペースゆうあいの職員研修を行いました。今回は「特色のある施設づくり」をテーマに各事業所で今年度の施設目標を立て、療育のキャッチフレーズ、活動内容を明確にしていきました。昨年も同じテーマで研修し、療育の効果の検証として「療育実践発表会」を行い、その内容をキッズゆうあいのHPで公開しております。
30日金沢にて「第7回バリアフリー観光推進全国フォーラムいしかわ大会」が開催されました。プロジェクトゆうあいの理事長三輪、川瀬が参加し、ゲスト講演で、松江からなにわ一水の勝谷社長が登壇しました。大会は300人を超える参加者で、これまでで最大規模となりました。
~体感したのは人のあたたかさ~
松江/山陰バリアフリーツアーセンターにNHKバリバラから取材依頼があり、全盲の女性が一人旅をするというストーリーでしたので、視覚障がいのある私も取材に参加しました。視覚障がい者を含むスタッフが集まり、主人公の幸田さんの情報を聞いて事前に話し合いました。まず、手や耳で楽しめる松江城とフォーゲルパークをあげました。目の見えない私は、松江城周辺を下見しました。家紋が彫られた石垣など触れられるし、段差を登るとお城の高さを感じられるので、ぜひ体感してほしいという気持ちになりました。幸田さんと出会い、いざ撮影本番。松江の“人”との触れ合いを重視してもいたいと考えていた私たち。
ツアーに同行していると、出会う方の対応がすばらしく、親切な方が多く感動しました。観光ガイドの方が汚れやすいものに触れた後にさっとハンカチを出して手を吹いていたところ、蕎麦屋さんの女将さんが「蕎麦につゆをかけましょうか」自然に声をかけるところ、電車の運転士が乗り降りを手伝うところと、紹介しきれないほどでした。幸田さんに松江ツアーを喜んでいただき、私も嬉しく思います。御協力いただいたみなさまに、改めてお礼を申し上げます。(えみ)
プロジェクトゆうあいは、随時法人の会員を募集しており、2017年4月1日において45名の会員が登録されています。会員は、法人の取り組みの趣旨に賛同し、事業にご協力いただくとともに、ご意見やご提案をしていただく役割を持っています。本年度も、当法人の賛同者を広げ、法人運営の透明性を高めるために、会員増のための呼びかけに力を入れていきます。趣旨にご賛同いただける方は、ぜひ当法人の会員の申し込みをお願いいたします。
年会費:3.000円(入会費はなし)
会員特典:3カ月に1回、法人の取り組みを紹介する「ゆうあいレポート」(A3カラー両面二つ折り)を郵送/法人イベント(春お花見会、納涼会、忘年会 等)のお誘い/当該年度の制作物(印刷物等)提供/メールでの各種イベント案内ほか
総会と議決権について:毎年5月末に全会員に呼びかけて総会を開催。総会の場でプロジェクトゆうあい執行部から前年度の事業報告、決算報告、当該年度の事業計画、収支計画等を資料とともに説明。会員になると、総会において議決権が付与されます。総会を欠席される場合には総会資料を郵送いたします。
開催日時:2017年9月9日(土)10:00~16:00
開催場所:松江市市民活動センター 1階・2階
フェスタではステージイベント、展示・体験・販売など様々なイベントが行われますが、プロジェクトゆうあいは1階で古本販売を予定しています。お気軽にご来場ください。
障がい者就労支援の新たな取り組みとして、国道9号線沿いの藤井ビル(もと藤井スポーツ)にてパソコンのリサイクルに関わる事業を幅広く展開します。
・廃棄パソコンを分解して貴金属を取り出すマテリアルリサイクル
・不要になったパソコンをメンテナンスし中古パソコンとして販売
・パソコンの修理事業(全国チェーンのパソコンドック24のフランチャイズ)
パソコン修理の「パソコンドック24」は、9月1日オープンを目指し現在準備中です。なお、廃棄パソコンの回収は、開始しております。データ消去を確実にするという前提で、基本は無料での回収となりますが、データ消去の証明書が必要な場合には費用が発生します。詳しくはプロジェクトゆうあいまでお問い合わせください。
5月にポイントアンドライン社から、ハンコ事業をひきつぎ7月1日より「ハンコ屋ゆうあい」の名で、パソコン事業と同じ藤井ビル内にオープンしました。
プロジェクトゆうあいでは社会をよりよくするというミッションのもと、さまざまな非収益事業を実施しております。多くの方のご支援をお待ちしております。詳しくはパンフレット、またはゆうあいHPの右上のバナー「ゆうあいの活動にご支援ください」にてご紹介しています。
U-BOOK (古本事業)では2017年3月~ 2017年5月の間に 7,135冊の寄贈をいただきました。販売ではみしまや、イベント等の外部売上とネット売上を含む合計539,655円となりました。売上代金は障がいのあるスタッフの報酬にすべて還元させていただきました。
プロジェクトゆうあいの取り組みに賛同いただいている方に会員になっていただいています(年会費3000円)。会員になりますと、法人の取り組みをメールを通じて随時ご報告していくほか、各種イベントへのご案内をしています。