2023年4月発行
障がいのある子供と若者による音楽活動「たのしい楽団」。設立して10年の記念ライブが、3月26日、八雲町のしいの実シアターで開かれました。様々な楽器を即興で、自由に奏でる摩訶不思議な演奏会。この日は宮古島出身のミュージシャンのマリノさんをゲストに迎えて、いつも以上にパワーアップ、充実した演奏となりました。
たのしい楽団は、今から10年前、音楽家の大友良英さん(NHKあまちゃんの主題歌の作曲家)と、神戸の「音あそびの会」という障がいのある子供たちによる音楽活動の団体が、松江に来られたきっかけから、松江でも同じような活動をやってみようじゃないか、ということでスタートしました。会の運営はゆうあいが全面的にバックアップしていますが、参加者はキッズ・ジュニアゆうあいのお子さんだけでなく、幅広く松江市内から来られています。
このたびのライブでは、事前に新聞に告知記事にもなったことから、はじめて観たという方も多くおられましたが、みなさん、おもしろおかしな世界感に浸って、あっという間の時間になったようでした。
(田中 隆一)
まち歩きバリアフリー情報誌『てくてく日和 山陰』の最新号(第41号)が完成しました。今回は「歴史と自然の美にふれる 鳥取おとな旅」と題し、鳥取市を特集。戦国時代からの歴史をとどめる鳥取城跡、明治時代に城内に建てられた国の重要文化財・仁風閣を車いすリポーターが巡ります。また、城下町の趣を感じられるお店や、市街地に湧く鳥取温泉など、ゆっくり落ち着いた観光スポットのバリアフリー情報を詳しく掲載しています。中国地方の道の駅、山陰の観光案内所などに配布しています。フリーペーパーですので、ぜひお手に取ってご覧ください。
書籍のディスプレイの仕方を学ぶために、「TONOMACHI63(とのまちロクサン)」を見学してきました。山陰の書籍・雑貨の販売、本づくりの相談のほか、展示・イベントのスペースとしても活用されています。洗練されたゆとりある空間に、書籍が映えるようディスプレイされており、見学を終え本町堂でも取り入れたい点を話し合いました。
キッズ/ジュニアゆうあい各事業所の1年間の活動をまとめた、取り組み報告会を開催しました。今後も利用児童の皆さんに寄り添いながら、スタッフ一同療育に取り組んでいきたいと思います。
12日(日)に、松江武者行列の第1回全体練習会が開催されました。4月8日(土)の行列本番に向けて、3年ぶりに大きな一歩を踏み出しました。
キッズ/ジュニアゆうあいのアウトドアプログラム冬の遠足で大山森の国へ行きました。卓球やトランポリンをして体を動かし遊んだり、バームクーヘン作りを楽しみました。自分たちで作ったバームクーヘンの格別な味にみんな大満足でした。とてもいい遠足になりました。
「2023 松江市健康福祉フェスティバル」が松江市総合体育館で開催されました。お子さんから高齢の方まで、健康づくりや福祉について楽しみながら体験できるイベントで、3年ぶりに盛大に開かれました。「第15回記念 松江市ボランティアフェスティバル」、松江市シルバー人材センター40周年記念「シルバーまつり」との合同開催となり多くの方に来場いただきました。
島根県内5つの宿泊・観光施設を対象に出張型「心のバリアフリー研修」を実施しました。車いす使用者・視覚障がい・聴覚障がいのスタッフが同行し、バリアフリーに関する総論とともに、簡単な手話講座、車いすの試乗や介助体験、視覚障がい者の誘導体験をしてもらうなど、実践的な内容も行いました。
北堀町のゆうあいビルにて、漏電が火災原因であることを想定した、火災訓練を実施しました。身体障がいの方へのフォローを重点的に行い、隣にある城北公民館へスムーズに避難することができました。
松江市・楽山公園のそばにある「第3キッズゆうあい」の改修工事を、1月中旬から2月末にかけて行いました。1部屋増築し、療育スペースが広くなりました。また屋根を張替え、天井裏には断熱材を敷き、暑さと寒さに備え地震にも強くなりました。
東日本大震災で障がい者が置かれた状況や、支援者の活動を描いた劇映画「星に語りて ~Starry Sky(スターリースカイ)~」の上映会が、島根県内の障がい者団体でつくる「きょうされん」島根県支部の主催で開催され、現地を体験されたゆうあいスタッフの桑原がトークショーも行いました。震災と障がい者、地域の現状などを、映画を観て改めて考えていただく機会となりました。
法吉地区の子供を対象とした「法吉子ども広場」さんからのお誘いを受け、「パソコン解体教室」を行いました。サポーターの方の含め約20名の方が参加。宝探しをする様に解体をしていただきました。
くにびきメッセ多目的ホールにて小学生向けのお仕事体験イベント『松江YEG presents わくわくお仕事体験フェス』が開催されました。PCエコステーションゆうあいは中古パソコン屋さんとして出店し、子どもたち自身でパソコンを組み立ててもらいパソコンの仕組みを知ってもらう「一緒にやってみよう!パソコン組み立て体験」を実施しました。普段することのない体験にみんな興味津々でした。
プロジェクトゆうあいの公式LINEスタンプの第三弾、女の子が手話であいさつをするスタンプの販売が開始しました! ゆうあいの聴覚障がいスタッフが監修した、動く手話のスタンプです。日常的に使える挨拶が24個セットで¥250(100コイン)で販売しております。普段のLINEに手話スタンプで彩りを添えてみてはいかがでしょうか。
・・・時は流れ2023年、刻を越え壮麗なる行列がよみがえり、国の宝となりし松江城を目指し堀尾吉晴、忠氏、忠晴三代、そして堀尾衆150名が出立する・・・
第16代堀尾吉晴公松江武者行列が、4年ぶりに開催されました。プロジェクトゆうあいは2008年以降、企画・運営に関わらせていただいている、思い入れのある催しです。コロナ禍を乗り越え、再び行列が進み出したことを本当に嬉しく思います。参加いただく多くの参加者も、心待ちにしておられました。本番に向けて合計4回行う全体練習会も、熱気のこもったものとなりました。
今回は「桜と武者のシーズン2023」と題し、4月8日(土)開催の松江武者行列を目玉として、武者行列開催の1日だけの催しではなく、国宝松江城を中心に、期間を通して観光客が楽しめる様々な武者関連の催しが行われました。
(川瀬)
今井書店本社1階「TONOMACHI63(とのまちロクサン)」で、4月14日(金)から5月15日(月)まで約1ヶ月にわたり、プロジェクトゆうあいが運営する「本町堂」の展示会をさせていただくことになりました。今回の企画展では、本町堂にある古本と、謎の店員さんたちのアートを展示いたします。ぜひお立ち寄りください。
松江市内にお住まいの方に長年親しまれている、「どこでもバスブック」の2023年度版が5月に発売予定です。「どこでもバスブック」は松江のバス時刻表が1冊にまとまった冊子。松江駅シャミネの売店、松江市内の今井書店各店舗、みしまやの古本棚にて販売します。定価は300円(税込)、今年度はサイズを大きくしてより見やすくリニューアルしました。
松江・出雲・安来の主要観光スポットを電車・路線バスで巡るための地図・時刻情報を掲載した「縁結びバスマップ」を製作しています。毎年発行しており、2023年度版が5月に発行します。「縁結びバスマップ」は松江駅前の観光案内所などで無料配布する予定です。遠方にお住まいの方・手に入りにくい方のために、ホームページ「どこでもバスネット」にて無料で印刷可能なダウンロード版を公開します。旅のお供にぜひご活用ください。
働きたいけど不安だなあ…という方のための座談会セミナーを開催します。臨床心理士・公認心理士 難波寿和氏によるセミナー『障がい者が生きやすく働くためには ~当事者と支援者の立場から~』、Tさんの体験談『就職するまでに得たこと』、フリートーク・座談会という内容です。まったりと将来について考えてみませんか。
プロジェクトゆうあいでは社会をよりよくするというミッションのもと、様々な非収益事業を実施しております。詳しくはゆうあいHP下部の「ご支援・ご寄付」にてご紹介しています。多くの方のご支援をお待ちしております。
U-BOOK(古本事業)では2022年12月から2023年2月の間に2,060冊の寄贈をいただきました。販売ではみしまや、イベント等の外部売上とネット売上を含む合計997,775円となりました。PCリサイクル事業では193台の寄付をいただきました。売上代金は障がいのあるスタッフの報酬にすべて還元させていただきました。
ご不要の古本・PC・周辺機器がありましたら、ご寄付ください。回収も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。