2024年7月発行
「地域活動支援センターゆうあい(地活)」の運営を開始して3年が経ちました。地活は、障がいのある方やそのご家族、障がい者就労で働いておられる方々が、気軽にそして気楽に立ち寄れる場所です。時々、利用者さんより「ここがあってよかったー」とか「ここに来るとほっとするわー」という声を聞きます。その度に、前任の方々が築いて下さったこの地活の雰囲気を受け継いで大切にしていきたいと感じています。
私は今年度より着任しましたが、皆さんが感じておられる居心地の良さを大切にしつつ、さらに多くの方にとっての居場所となってほしいという願いで、新たな活動も始めています。土曜日には、木工教室や折り紙教室、麻雀教室などを開催。皆さん和気あいあいと楽しそうです。
また、6月より月1回、第3土曜日に『kitchen-kitahori(キッチンきたほり)』という子ども食堂をOPENしました。初開催の日は車いすの方、ご家族様、お一人の方、放課後等デイの利用者等様々な方にお越しいただきました。初回はお陰様で予約で埋まり、当日はたくさんの笑顔に出会うことができました。ご利用される皆様にとって、あたたかい食事とほっとできるこの場所が新しいご縁や素敵な思い出となるようにと願っております。
今後も有意義な活動の場となるように頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。
(関谷)
北堀就労事業所で松江城山へお花見に行きました。お昼ご飯として、そらまめランドさんのお花見弁当をみんなで楽しくいただきました。本町堂では近くの白潟公園へお花見に行きました。それぞれの事業所で春の訪れを感じました。
まち歩きバリアフリー情報誌『てくてく日和 山陰』第46号(2024春)が完成しました。今回は「心を満たす斐川」と題し、出雲縁結び空港がある出雲市斐川町を特集。全国的にもファンの多い窯元・出西窯(しゅっさいがま)、「日本三美人の湯」と称えられる湯の川温泉など、見逃せないスポットがたくさん。吹きガラス体験や温泉体験を交えつつ、文化と食の豊かな斐川をご紹介します。各スポットを安心して観光するためのバリアフリー情報を詳しく掲載しています。中国地方の道の駅、山陰の観光案内所などで配布しています。フリーペーパーですので、ぜひお手に取ってご覧ください。
6日『第17代堀尾吉晴公 松江武者行列』が開催され、プロジェクトゆうあいは今年も運営に携わりました。満開の桜と晴天のもと、松江大橋から松江城にかけて、多くの観客の方に見守られながら、堂々と武者たちが練り歩きました。
島根県民会館大会議室にて、松江市倫理経営講演会が開催されました。講師による公演の前座としてプロジェクトゆうあいの理事が、約140人の観衆を前に登壇する機会をいただきました。北堀就労事業所で毎日行っている朝礼と、掃除の様子を紹介しました。
島根県の観光情報サイト『しまね観光ナビ』にて、バリアフリー情報に特化したページ『バリアフリーなしまね旅』が公開されました。島根県観光振興課から委託を受け取り組んだ企画で、島根県の観光名所や施設のバリアフリー情報を紹介しています。東部・西部・隠岐の各エリアをモデルコースとして観光地をピックアップ。他にも、ユニバーサル温泉街を目指す「松江しんじ湖温泉」の記事など充実の内容です。島根への旅の参考に、ぜひご覧ください。
4月末に本町堂をご利用のMさんが本町堂卒業となりました。最終日には共に過ごした本町堂メンバーが駆けつけて送り出しました。スタッフ一同新しい門出を応援しています。
はんこ屋ゆうあいでは、松江市のふるさと納税返礼品として「宍道湖七珍イラストはんこ」「先生スタンプ ver.松江」を出品しました。松江をアピールしつつ、お手紙などのやり取りにちょっぴり花を添えるスタンプです。ふるさと納税サイトで是非チェックしてみてください。
『どこでもバスブック 松江』の2024年度版が完成しました。今春、松江地域のバス路線が大幅に見直されると同時にダイヤも大幅改定となり、最新の路線・時刻をこの一冊に網羅しました。今回の特集は「もっと知りたい! バス運転士さんのお仕事」と題し、バス運転士さんのインタビューを掲載。また、表紙イラストは、富田淳一さんに描いていただきました。大きさはA5判。毎年好評の全路線線図を一枚に収めたバスマップ付きです。一冊税込300円で松江市内の今井書店等で販売しております。
全国のイオンで毎月11日に開催されている『黄色いレシート』運動にプロジェクトゆうあいも参加しています。専用BOXに投函されたレシートの金額合計の1%相当の商品券を寄付していただき、放課後等デイの子ども達が楽しむおもちゃを購入させていただきました。
プロジェクトゆうあいが毎年発行する、『縁結びどこでもバスマップ』の最新版ができあがりました。出雲大社、玉造温泉、大根島など、島根県東部(松江・出雲・安来地域)の主要観光スポットを公共交通で巡るための地図・時刻情報を詳しく載せています。島根県東部各地の観光案内所、主要観光施設にて無料で配布してます。観光の際にぜひご活用ください。
キッズ/ジュニアゆうあいの子ども達とそのご家族で鳥取県倉吉市にある鳥取二十世紀梨記念館〝なしっこ館〟に春の遠足に行きました。梨の食べ比べ体験をしたり、お土産を買ったり、ソフトクリームを食べたり、みんなの笑顔がはじける遠足となりました。
6日に法人全体の職員向けオリエンテーション、12日に就労事業報告説明会オリエンテーションを城北公民館にて行いました。勤続10年を迎えた方の表彰をしたり、昨年度の事業全体の流れをお伝えする良い機会となりました。
北堀のゆうあいビルにて水害の避難訓練を実施しました。浸水を想定し、2・3階へ避難した時の避難場所や防災グッズの場所を確認、入口の封鎖を職員で実践しました。ゆうあい別館・地域活動支援センターゆうあいは北堀2区町内会の避難場所としても活用できるよう整備をしています。
松江市総合体育館サブアリーナにて開催された『2024松江市健康福祉フェスティバル』にプロジェクトゆうあいも参加し、古本やアクセサリーの販売を行いました。ゆうあいのブースにはご家族で来られる方が多く、絵本の売れ行きが好調でした。ボランティアフェスティバルと同時開催のため、大いににぎわっていました。
1977年に障がいのある人たちの願いをもとに、16か所の共同作業所によって結成されました。旧称は「共同作業所全国連絡会」で、2001年に略称の「きょうされん」に改称されました。現在は1800か所を超える会員(加盟事業所)により構成され、就労系事業をはじめ、グループホームや相談支援事業所など、障がいのある方々が生きていく上で関わる全ての事業を対象としています。会員間の交流、学習、要請運動などを通して、障がいのある方々を取り巻く様々な課題解決をはじめ、ゆたかな地域生活を支える制度づくり、地域づくりに取り組んでおり、プロジェクトゆうあいも2012年から加盟しています。障がいのある方々の想いや願い、夢をどう実現していくか、というところが活動の根幹です。
6月21日から22日にかけて、きょうされん中国ブロックの研究交流会が米子市で開催されました。コロナ過を経て、実に4年ぶりに対面で開催されました。1日目は、きょうされん専務理事の藤井克徳(ふじい かつのり)さん、車いすインフルエンサーの中嶋涼子(なかじま りょうこ)さんの講演や対談、各県報告、2日目は5つの分科会が行われ、日ごろの実践や課題を通じて、学びや交流を深める良い交流会となりました!
分科会では、プロジェクトゆうあいが取り組んでいる「てくてく日和」の取材を通じて得た体験談や印象的だった出来事などをレポート報告させていただきました。様々な障がい福祉に関わる方々と直接顔を合わせる交流で、元気をいただきました!
(川瀬)
角大介(すみ だいすけ)が新理事に就任、田中佐智子が理事を退任いたしました。
昭和の頃にぎわっていた土曜の夜のお祭り「まつえ土曜夜市」が昨年復活し、今年も白潟商店街エリアで開催が決定しました。プロジェクトゆうあいも本町堂を店開きし、古本・熟成やきいもの販売を行います。
おんぼらとステーション北堀で毎月第3土曜日に30食限定でランチの提供を行っています。メニューは月替わりで、詳細は公式X・公式LINEでお知らせします。ご希望の方は必ず予約の上お越しください。
おんぼらとステーション北堀にて開催する「おんぼらとブックカフェ北堀」は、原則毎月最終火曜日にオープンします。音田(おんだ)マスターのコーヒーと共に、読書をお楽しみください。
ご不用になった古本をご寄付ください! 古くても、どのような状態の本でも構いません。障がいのあるスタッフがクリーニングし、再利用させていただきます。量が多い場合は回収も可能ですので、お問い合わせください。
ご不用のPC・周辺機器がありましたらお譲りください! 壊れていてもかまいません。データ消去を行い、障がいのあるスタッフが解体・リサイクルを行います。回収も伺えますので、お気軽にお問い合わせください。
プロジェクトゆうあい一級建築士事務所は、心地よい空間とバリアフリーを基本的な考えとして、住宅、商業施設、宿泊施設等の設計、アドバイス業務を行っています。島根県では唯一、一級建築士事務所と県指定障害者福祉サービス事業の認可を得ています。障がい者支援事業を行っている法人ならではの、身体に不自由のある方の立場に立った設計、提案を行います。建築設計のスタッフだけでなく、必要に応じて福祉専門スタッフ、障がい当事者アドバイザーを含めたチームをつくり、ご相談に応じています。毎月第3土曜日は、建築士の田中が建築無料相談に対応しています。
プロジェクトゆうあいでは社会をよりよくするというミッションのもと、様々な非収益事業を実施しております。詳しくはゆうあいホームページ下部の「ご支援・ご寄付」にてご紹介しています。多くの方のご支援をお待ちしております。
U-BOOK(古本事業)では2024年3月から5月の間に1848冊の寄贈をいただきました。販売ではみしまや、イベント等の外部売上とネット売上を含む合計962251円となりました。PCリサイクル事業では243台の寄付をいただきました。売上代金は障がいのあるスタッフの報酬にすべて還元させていただきました。
この期間、苦情の受付はありませんでした。