2025年1月発行
プロジェクトゆうあいは、令和6年7月に20周年を迎え、12月にかけて様々な記念事業を開催させていただきました。あれもこれもとてんこ盛りでしたが、たくさんの方にお祝いの言葉をいただき、次の30周年に向けてのよい節目にすることができました。今後ともプロジェクトゆうあいの活動に応援をよろしくお願いいたします。
10月6日(日曜日)のお昼に、プロジェクトゆうあいの事業活動に様々な場面で関わっていただいた方をお招きし、ホテル白鳥にて20周年記念パーティを開催しました。参加された皆様からのメッセージや、ゆうあいにまつわるクイズなど楽しいひとときとなりました。
12月1日(日曜日)、城北公民館にて「ゆうあいまつり」を開催しました。地域の方々、ゆうあいを利用される方とそのご家族など、予想を上回り多くの方にお越しいただき、感謝価格でカレーやラーメンを提供しました。たのしい楽団による演奏会もあり、とても賑やかな日となりました。
ゆうあいの20年間を振り返り、ゆうあいに関わり深い方々にご寄稿いただいき、記念誌を発行しました。
「ゆうあい」の新ロゴを作成するとともに、新理念「自分らしさを大切に、みんなの人生をより豊かに、笑顔あふれる未来をつくっていきます」を多くの職員が関わる中でつくりあげました。
昨年いただいた寄付金を原資として、バリアフリー観光関連事業でつながりの深い松江しんじ湖温泉。その駅前の足湯に、寄付事業として手すりを設置するなどのバリアフリー工事を行いました。
寄付金を原資に公共交通事業の一環として、松江市総合体育館周辺のバス停を島根スサノオマジックのデザインの美しいバス停に変身させました。
法人設立20周年記念事業の第1弾として、お世話になった方々をお招きし、記念パーティをホテル白鳥で行いました。ゲストの方々から心あたたまるお言葉をいただいたり、ゆうあいにまつわるクイズ大会で節目を祝いました。
まち歩きバリアフリー情報誌『てくてく日和山陰』の第48号(2024秋号)が完成しました。今回は島根県松江市の「職人商店街」を特集しています。和菓子、八雲塗、出雲そばなど、職人さんの手仕事を間近に見たり、実際に創作したりできる体験型スポットが盛りだくさん。10月にリニューアルオープンしたカラコロ工房も必見です。中国地方の道の駅、山陰の観光案内所をなどに配布しております。フリーペーパーですので、ぜひお手に取ってご覧ください。
プロジェクトゆうあいのスタッフ・えみが出演するYouTube番組『えみスマイル!』では、株式会社インテックから発売された高級電波腕時計『GNSSボイスウォッチ』を、4回に分けて紹介しています。日本語をはじめ6つの言語で、日にちと時刻、明るさを教えてくれます。耳の不自由な方々のために字幕も用意しています。
秋の恒例となったゴズ釣り大会に、放課後等デイを利用の子どもさんとご家族の40名が参加しました。例年は市役所前で開催していますが、工事のために白潟公園側で実施し、慣れない場所ではありましたが、足場もよく大漁となりました!
松江市城北地区の高齢者・障がい者・児童向けの福祉事業所が連携して開く「城北福祉まつり」。プロジェクトゆうあいは古本と野菜の販売と「キッズ/ジュニアゆうあい作品展」を行いました。また、事業所間の移動に電動カートを運行し、ゆうあいスタッフがドライバーとしてかかわりました。
本町堂メンバーでハロウィンパーティーをしたり、リニューアルオープンしたカラコロ工房へお散歩に行きました。とても素敵なお店ばかりで、みんなで楽しいひと時を過ごしました。
地域食堂「kitchen-kitahori(キッチンきたほり)」では、旬のご飯を食べていただけるようにと、栗やお芋・リンゴの皮むきなどをスタッフが頑張って調理しました。大盛況で秋の味覚を楽しんでいただけました。
松江くにびきメッセにて「連合島根地SUN地SHOW(ちさんちしょう)祭り」が開催されました。各種展示や農産品等の即売、飲食ブース、ステージイベントなど、多彩な催しがありました。プロジェクトゆうあいは古本と野菜、焼き芋の販売を行い、たくさんのお客さんにお立ち寄りいただきました。
法人設立20周年事業の第2弾として、1日に城北公民館にて「ゆうあいまつり」を開催しました。来場者は250名を超え沢山の方々にお越しいただきました。カレーやラーメン、和菓子とコーヒーなどの飲食は100円、無料のゲームコーナー、たのしい楽団の演奏などで、大賑わいの1日でした。
ユニバーサルデザインの温泉街を目指す松江しんじ湖温泉では、ハード、ソフトの両面から障がいのある方、高齢者の方々の受け入れや観光整備を進めています。ゆうあいは昨年に続き企画運営でお手伝いをしています。今年は車いす使用者に加え、視覚障がい者の方のモニターを募集して、体験宿泊後に意見交換を実施しました。
松江テルサにて、島根県の中小企業約70社が一同に集うPRイベント「おしごとマルシェ」にプロジェクトゆうあいも出展しました。古本、野菜、焼き芋などの販売も好調で、ゆうあいの活動内容を紹介する良い機会となりました。
北堀就労支援事業所で、この一年を労い少し遅めの秋の食事会を、松江堀川地ビール館で行いました。美味しい食事に舌鼓を打ち、普段交流の少ないスタッフとも話に花が咲いていました。寒さにも負けず、多くの方が食後にソフトクリームを食べ、お出かけを楽しみました。
10月に就労支援B型からお一人、12月に就労移行からお一人の一般就職が決まり、ゆうあいを卒業されました。新たな門出を祝し、スタッフみんなで見送りました。
法人設立20周年記念事業の一環として、松江市総合体育館の最寄りバス停2か所が、プロバスケットボールチーム「島根スサノオマジック」デザインの「スサマジコラボバス停」に生まれ変わりました。長年行っているバス停クリーンアッププロジェクトの活動でもあり、スサノオマジックホームアリーナ周辺の賑わいになればと考えています。
松江市市民活動支援センターSTICにて、障がい者就労支援事業所や養護学校などによる楽市「まる福」にプロジェクトゆうあいも出店し、古本、野菜、ハンドメイド品などを販売しました。平日にも関わらず多くの方の目に留めていただきました。
トラベルフレンズとっとりさんからお声がけいただき、UD(ユニバーサル・デザイン)タクシーを使用した2日間の鳥取モニターツアーに車いす使用者の石倉が参加しました。三朝温泉を起点に大山山麓周辺、倉吉市などの観光施設を中心に回りました。
訪問した中で私がおすすめしたいスポットは、倉吉市の『白壁土蔵群の町並み』です。土産物店などの施設は出入り口の段差などがほとんどなく、交通量も比較的少ないので車いすでも街歩きを楽しむことができました。また、オープン前に見学させていただいた『鳥取県立美術館』は、優先駐車場に屋根が設置されており、視覚障がい者にも気を配られたバリアフリートイレもありました。床素材に地元産木材を使い、明るく開放的な素晴らしい施設で、来年の開館後にはぜひもう一度訪れたいと思いました。今回訪れたほとんどの施設が、バリアフリーの設備は十分でした。海や山の自然が豊かな魅力的な場所ですので、鳥取へ、あわせて島根へもお越しください。
(石倉悟)
プロジェクトゆうあいが運営に長年携わっている『松江武者行列』。今春も開催が決定いたしました。「第18代堀尾吉晴公松江武者行列」開催に向けて、時代衣装着付けスタッフを募集する予定です。詳しくは公式サイトをご参照下さい。「松江武者行列」で検索。
毎月第3土曜日、地域の子ども達、お年寄り、障がいのある方などへ、安くて美味しい食事を提供しています。事前予約制で数に限りがありますので、お早めにお申込みください。
おんぼらとステーション北堀にて開催する「おんぼらとブックカフェ北堀」は、原則毎月最終火曜日にオープンします。音田マスターのコーヒーと共に、読書をお楽しみください。
プロジェクトゆうあい一級建築士事務所は、心地よい空間とバリアフリーを基本的な考えとして、住宅、商業施設、宿泊施設等の設計、アドバイス業務を行っています。島根県では唯一、一級建築士事務所と県指定障害者福祉サービス事業の認可を得ています。障がい者支援事業を行っている法人ならではの、身体に不自由のある方の立場に立った設計、提案を行います。建築設計のスタッフだけでなく、必要に応じて福祉専門スタッフ、障がい当事者アドバイザーを含めたチームをつくり、ご相談に応じています。毎月第3土曜日は、建築士の田中が建築無料相談に対応しています。
ご不用になった古本をご寄付ください! 古くても、どのような状態の本でも構いません。障がいのあるスタッフがクリーニングし、再利用させていただきます。量が多い場合は回収も可能ですので、お問い合わせください。
ご不用のPC・周辺機器がありましたらお譲りください! 壊れていてもかまいません。データ消去を行い、障がいのあるスタッフが解体・リサイクルを行います。回収も伺えますので、お気軽にお問い合わせください。
プロジェクトゆうあいでは社会をよりよくするというミッションのもと、様々な非収益事業を実施しております。詳しくはゆうあいホームページ下部の「ご支援・ご寄付」にてご紹介しています。多くの方のご支援をお待ちしております。
U-BOOK(古本事業)では2024年9月から11月の販売ではみしまや、イベント等の外部売上とネット売上を含む合計718039円となりました。PCリサイクル事業では327台の寄付をいただきました。売上代金は障がいのあるスタッフの報酬にすべて還元させていただきました。
この期間、苦情の受付はありませんでした。