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松江市コミュニティバスのGoogleマップ検索を実現

2020年10月よりGoogleマップ上で松江市のコミュニティバスが検索できるようになりました。ゆうあいが約3年の月日をかけて、バス停の位置情報や運行情報を規定のデータフォーマットに整備することで実現したものです。

例えば【松江駅】から【美保神社】に行こうとGoogleマップで検索した際、以前は【松江駅】→【万原バスターミナル】→徒歩4時間…、と表示されていました。しかし現在は【松江駅】→【万原バスターミナル】→【美保関線:美保神社入口】、という様に、一畑バス(あるいは市営バス)とコミュニティバスとが連結して表示されるようになり、松江の隅々までバスでの移動がしやすくなったのです。

このサービスをきっかけに、松江市民のバスの利用拡大や、県外より観光に来られた方々の移動の利便性が向上すれば良いなと思います。是非このサービスとバスを活用して、松江市内の観光名所などへ足を運んでみてください。

~東日本大震災から10年~ 島根から福島双葉町 復興応援チャリティ

島根から福島双葉へ、桑原さんの思い

2011年3月11日に東日本大震災が発生しました。松江市北堀町に拠点を持つNPO法人プロジェクトゆうあいには、この震災によって福島県双葉町(原発の所在する町)から松江に避難で来られて9年半になる桑原達治さん(56歳)という方が働いています。桑原さんは、以前は双葉町役場に勤務する公務員で、その双葉町役場は、元の双葉町役場から60km南のいわき市に避難したままという状況があります。桑原さんは、いつか双葉町に帰りたいという思いがあり、今も住民票は双葉町にあります。

今年2021年3月11日に震災からちょうど10年をむかえます。桑原さんの思いが少しでも現実に近づくよう、島根から福島復興、双葉復興を願うチャリティをおこないます。多くの方のご賛同、ご協力をお願いいたします。

チャリティマラソンの実施 松江から双葉まで1000km目指す

桑原さんは、大学生時代に箱根駅伝を走っている一流ランナーですが、現在は左半身麻痺の障がいがあり、走ることはできなくなりました。

そこで「桑原達治記念杯オンラインチャリティマラソン」を実施します。

3月1日~3月31日の間、走る日、コースや距離、出発時間などはそれぞれの自由としますが、走った場所、距離、お名前を下記事務局までメールにてお知らせください。ご寄付いただいた方には完走賞をメールでお送りします。

なお、3月14日(日)9時~14時の間、宍道湖畔NHK前の大灯篭付近にテントを設けて、桑原さんがランナーのみなさんを応援します。湖畔でのマラソンを終えた方に、桑原さんより完走賞を進呈いたします。

皆さんが走った距離を合計して、松江から双葉までの実際の距離1000kmを目指します。参加費は必要ありませんが、チャリティのご協力をお願いします。また、走る方は周囲の方にチャリティ呼びかけをお願いします。

寄付金の目標100万円、送り先は双葉町

寄付金は100万円が目標です。いただいた寄付は全額まとめて福島県双葉町(役場)に寄付します。

寄付の方法は、郵貯振替、直接持参

寄付金額は任意です。プロジェクトゆうあいまで直接おこしいただくか、下記に振込をお願いします。

郵便振替 口座01370-2-108399 特定非営利活動法人プロジェクトゆうあい

※寄付の期間は2月10日から3月31日

※振替用紙の備考欄に必ず「福島寄付」とご記載ください。

※手数料は本人負担でお願いいたします(青い振替用紙)

寄付いただいた方のお名前について

ご寄付いただいた方のお名前をリストにして、双葉町役場にお届けします。匿名希望の方はお知らせください。

事務局

特定非営利活動法人プロジェクトゆうあい

担当 田中隆一 YQN01243@nifty.ne.jp

松江市北堀町35-14 電話0852-32-8645 090-2861-6739

呼びかけ人(五十音順)

安達亨(サンベ電気)/足立正智(島根県建築士会)/いながきひろし(山陰ランクラブ)/杉原有(社会福祉法人敬仁会)/竹田尚子(松江NPOネットワーク)/田中隆一(NPO法人プロジェクトゆうあい)/野津積(島根県中小企業家同友会)/毎熊浩一(島根大学)/浜田真理子(ミュージシャン)/平田寛容(松江市ボランティア連絡協議会)/松江旅館ホテル組合/三輪利春(島根ハーネスの会)/森山忍(ふるさと島根定住財団)……呼びかけ人募集中!

みなさんからのご寄付をお待ちしています!

桑原さんの写真

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いいものワゴン松江「しごとね」のお披露目

福祉ネットだんだんネは、松江市内の障がい者就労支援事業所のネットワーク組織で、プロジェクトゆうあいもこの団体のメンバーです。松江駅前のテルサで10年近くワゴンでの共同販売をしてきましたが、今年の7月にリニューアルのワゴンがお披露目となりました。ワゴンの設計にアトリエCASAの片寄さん、ワゴン製作にフラットスタイルの松崎さん、ロゴと店舗デザインにあしたの為のdesignの法正さんに携わっていただきました。松江の錚々たるクリエイターの3方にお願いしただけあって想像以上の仕上がりに。ショップ名も一新して、いいものワゴン松江「しごとね」といいます。平日の10:30-14:30が営業時間。クッキーなどのお菓子、手仕事の製品、ゆうあいからは古本を販売しています。ゆうあいのメンバーは月曜がお店当番です。たくさんの方のご来店をお待ちしています!

リニューアルした「しごとね」のワゴン

ゆうあいの取り組むコロナウィルス対策

コロナウィルスの感染予防のために、プロジェクトゆうあいでは、様々な取り組みを行っています。日々の手洗いの徹底や除菌消毒、人と人との密度を下げるための工夫を行っています。 放課後等デイサービス事業では、利用の自粛をお願いしたことや、送迎車の定員を半減にすることも。就労支援においては、机の距離をあけたり、公共交通の利用を一時的に禁止にし、送迎で対応するということもありました。

また、ゆうあいの独自の取り組みとして、在宅サービスを積極的に取り入れました。就労支援において実施した古本リサイクル事業の在宅ワークは、新聞やテレビにも大きく取り上げられました。また、放課後等デイサービス事業においては、テレビ電話によりコミュニケーションを楽しみました。まだまだコロナの脅威が収まるには時間がかかりそうですが、今回の経験を、今後にも生かしていきたいと思います。

本の書き込みがないか 自宅デスクで調べる男性

リフト付き自動車の寄付をうけました

24時間テレビの福祉車両寄贈プログラムに、なんと30倍の倍率をかいぐぐって当選し、3月に晴れてリフト付日産セレナが納車となりました。3列目のシート部分にリフトがついて、車いすで乗車する人を含めると6人の定員です。就労支援事業では、まち歩きバリアフリー情報誌「てくてく日和‐山陰‐」の取材のため、山陰の様々な観光スポット、宿泊施設、飲食施設に向けて車いすのスタッフとともに出かけます。これまでは普通車での取材でしたが、車いすから車への移乗があり、本人も介助する側も大変でした。このリフトカーでとってもスムーズになりそうです。また、放課後等デイサービス事業では車いす(バギー)を使っている子どもさんがおられますが、学校やご自宅への送迎において、このリフトカーがさっそく活躍しています。

福祉車両を提供するプログラムは、日本財団や、赤い羽根共同募金など、様々な公益団体が取り組んでおられますが、いずれも「助成」ということで一定の費用を事業者が負担することが多いのですが、24時間テレビの福祉車両は、全額を先方が負担してくれるという気前のいいもの。だからこそ競争倍率が高くて、なかなか当たらないと言われています。ゆうあいの独自の取り組みが評価されたのかな、と思っています。

ちなみに納車の日は雲一つない快晴で、日本海テレビの方が来られて贈呈式も開催。ニュースにも取り上げていただきました。24時間テレビ・チャリティー委員会さん、どうもありがとうございます!

リフト付きセレナの写真

城北福祉まつりを初開催

城北福祉まつりは、城北地区文化祭にあわせて、8つの高齢者、障がい者を支援する福祉事業所事業所をめぐるスタンプラリーをしながら各事業所の見学や企画展示、物品購入ができる企画で、今回初開催となりました。

高齢者のサービスを行っている塩見縄手醫(くすし)さん、シニアコート石橋さんは、施設内の見学会。大輪町に竣工された大輪団地では、ねむの木福祉会さんが施設案内、豊心会さんがたい焼き販売を、城北公民館前のアクティヴきたほりさんでは利用者さんの描いた絵画の展示とアクセサリー販売、オレンジハウスではこの日に合わせてブックカフェの開催、北堀橋の前にあるごうぎんチャレンジドさんでは、利用者さんの絵画作品展と絵はがきづくり体験を実施。そしてプロジェクトゆうあいでは、ゆうあいビルの一階において古本販売とどら焼き販売を行いました。8つの事業所のうち5つ以上の事業所でスタンプを押していただくとゴールの城北公民館で景品がもらえるというもので、多くの方に参加いただきました。

この催しの立ち上げや運営に、プロジェクトゆうあいが積極的に携わらせていただきました。運営にご協力いただきました皆様、ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。

城北福祉まつりの画像

オリジナルLINEスタンプ発売中!

プロジェクトゆうあいで発行しているバリアフリー情報誌「てくてく日和-山陰-」のイラストを担当している石原由貴が描いた、車いすユーザーをモデルにした、プロジェクトゆうあいオリジナルLINEスタンプを販売開始しました。キュートでちょっとシュールな、どなたでも使えるユーモアあふれるスタンプです。LINE STOREにて40個セットで120円(50コイン)で販売中です。ゆうあいの活動にご支援いただけるという方、使えそうなスタンプだと思われた方、ぜひご購入いただき、ご活用ください。

ダウンロード→https://line.me/S/sticker/8135619?lang=ja&ref=gnsh_stickerDetail

ゆうあいLINEスタンプの画像

北堀の就労支援事業所が2事業所体制に

これまで、北堀町のゆうあい本部建物では障害者就労継続支援A型事業、B型事業、就労移行支援事業の3事業を一体的に「多機能型事業所」として運営してまきました。平成31年4月1日よりB型事業所を独立させ、第2プロジェクトゆうあい、として事業認可を受けることになりました。サービス管理責任者に山本綾子が着任し、管理者は田中隆一となります。なお、A型事業と就労移行支援事業は従来どおり多機能型事業所とし、名称を第1プロジェクトゆうあいとします。サービス管理責任者には野津雅博が、管理者は田中隆一が担います。

北堀ゆうあいビルで働くで働く皆さん

バス停クリーンアッププロジェクト~こどもたちの絵をバス停に!~

プロジェクトゆうあいでは、5年前より「バス停クリーンアッププロジェクト」に取り組んでいます。汚れて見にくいバス停のボードを一枚の大きなシールで一新します。バス停名を見やすく、路線図を掲示、そして様々なイラストを掲示して、まちのよそおいを楽しくします。

このたびの観光大賞受賞を原資にして、バス停クリーンアッププロジェクトをさらに広げたいと考えています。松江市内のバス停10か所、子供たちの「松江のまちにちなんだ絵」を掲示します。
そのために、広く公募いたしますので、掲示したい子供さんの絵と、どのバス停をクリーンアップしたいかの希望をあわせて、プロジェクトゆうあいまでにご連絡ください。
描いていただく絵のサイズはA4以上、フルカラー 持ち込み、郵送可能。

バス停ビフォー・アフター

応募締め切り
2019年3月31日
※10か所は先着順です。締め切り以前に枠が埋まりましたら募集は終了します。
問合せ
0852-32-8645
郵送先
〒690-0888 松江市北堀町35-14
電子メール
info@pjui.com
担当
塩毛

第1回観光大賞を受賞

この9月、NPO法人松江ツーリズム研究会が主宰する第1回観光大賞に、17の団体がノミネートする中、プロジェクトゆうあいを選んでいただきました。チームプロジェクトゆうあいとして、また、プロジェクトゆうあいを応援し、支援していただいている多くの方々に向けた賞と考えており、大変喜んでいます。

「観光バリアフリー」は当法人の柱となる事業のひとつです。今回の受賞では高齢者、障がい者の旅行を支援するという取り組みについてとても高い評価をいただき、大変うれしく思っています。この賞の大きな特徴は「賞金」があるということですが、いただいた賞金を、観光まちづくりのさらなる発展につなげる事業に投資していきたい考えています。ひとつは、タンデム自転車による観光という扉を開いていく取り組み。当法人として視覚障がい者の旅行支援に数多く取り組んできた経緯から、タンデム、つまり2人乗り自転車を視覚障がい者福祉協会様に1台寄贈させていただくとともに、視覚障がい者の方々に宍道湖畔で楽しくサイクリングしていただく企画を考えていきます。

もうひとつはバス停クリーンアッププロジェクトです。これは当法人として5年ほど前より取り組んでいる事業で、みにくいバス停留所のボードをきれいに一新するとともに、絵画を掲示して地域の方、観光客の方に親しんでもおうというものです。今後10か所のバス停について、松江のまちにちなんだ子供のイラストを公募していきます。

最後に、この賞を主宰し、松江の観光を盛り上げてこられたNPO法人松江ツーリズム研究会のみなさまに、心より敬意を表します。 (代表理事 田中隆一)

授賞式集合写真