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地活の『バザー&フリマ』へようこそ!

梅雨直前の晴天の中、地域活動支援センター(地活)ゆうあいでは、初めての試みである『バザー&フリマ Vol.1』を開催しました。

地活に着任してからのこの一年の出会いの中で、ご利用の方がとても素敵な趣味をお持ちだということに驚きの連続でした。開催の理由の一つは、そんな方々の作品を多くの方に見ていただきたいと思ったこと。 そして、もう一つの理由は、地域の皆様との交流です。 バザーを通して地活を知っていただき「交流の輪が広がるといいなぁ」という思いからでした。今回の開催により、私自身にもたくさんの出会いが生まれ、フリマの出展作品も色々な方に知っていただくことができ、開催して良かったと感じています。また、バザーの売り上げ金は32,974円となり、すべて能登半島地震に係る災害義援金として寄付させていただきました。 ご協力頂きました皆様、バザー用品を提供していただいた地域の皆様に改めて感謝申し上げます。

会場内に並べられたおもちゃや小物など

さて、次回の『バザー&フリマ Vol.2』は12月に予定しております。ぜひ、創作意欲を燃やしていただき、フリマ出展へのチャレンジをお待ちしております。『バザー&フリマ』を通して、地活ゆうあいが交流の場、憩いの場となることを願っております。

(地域活動支援センターゆうあい 関谷)

プロジェクトゆうあいでは、活動の様子をご紹介する『ゆうあいレポート』(A4判、全4ページ)を年4回発行しています。このたび最新号(第52号)ができました。

プロジェクトゆうあいの各事業所で無料でお渡ししているほか、PDF版、画面読み上げソフトに適したテキスト版でもお読みいただけます(テキスト版には画像はありません)。次のリンクをクリックしてご覧ください。

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心のバリアフリー認定制度を広めよう!

観光庁では令和2年にバリアフリーについての対応や情報発信に積極的に取り組む姿勢のある観光施設を対象とした「観光施設における心のバリアフリー認定制度」を開始し、島根県内ではこれまで約30の施設が「心のバリアフリー認定」を受けています。

プロジェクトゆうあいでは、島根県観光振興課からの委託事業で、島根県内の博物館、美術館等へ心のバリアフリー認定を広めるために、古代出雲歴史博物館、三瓶自然館サヒメルの2会場にて、心のバリアフリー認定制度の説明会と、バリアフリー接遇研修を開催しました。

ゆうあいからは、視覚障がい、聴覚障がい、車いす使用のスタッフが当事者の目線での配慮事項を分かりやすく説明させていただきました。認定施設がこれから広まることが期待されています。

(田中隆一)

盲導犬を連れた男性の話をきく男女参加者

参加者へのアンケートから

  • アイマスクをつけてみて、視覚障がいの方の気持ちがよくわかりました。手引きは簡単なように見えて、いろいろと気遣うことがあることがわかりました。
  • 車いすの方をサポートするときに、腰を下げて目線を合わせて話をするというアドバイス、さっそく実践したいと思いました。
  • 実際に障がいのある方から説明を受けることができて、貴重な機会をいただきました。認定制度の申請を前向きに検討したいです。

プロジェクトゆうあいでは、活動の様子をご紹介する『ゆうあいレポート』(A4判、全4ページ)を年4回発行しています。このたび最新号(第51号)ができました。

プロジェクトゆうあいの各事業所で無料でお渡ししているほか、PDF版、画面読み上げソフトに適したテキスト版でもお読みいただけます(テキスト版には画像はありません)。次のリンクをクリックしてご覧ください。

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てんこ盛りのゆうあい20周年事業

プロジェクトゆうあいは、令和6年7月に20周年を迎え、12月にかけて様々な記念事業を開催させていただきました。あれもこれもとてんこ盛りでしたが、たくさんの方にお祝いの言葉をいただき、次の30周年に向けてのよい節目にすることができました。今後ともプロジェクトゆうあいの活動に応援をよろしくお願いいたします。

記念事業の内容

20周年記念パーティの開催

10月6日(日曜日)のお昼に、プロジェクトゆうあいの事業活動に様々な場面で関わっていただいた方をお招きし、ホテル白鳥にて20周年記念パーティを開催しました。参加された皆様からのメッセージや、ゆうあいにまつわるクイズなど楽しいひとときとなりました。

20周年記念 ゆうあいまつりの開催

12月1日(日曜日)、城北公民館にて「ゆうあいまつり」を開催しました。地域の方々、ゆうあいを利用される方とそのご家族など、予想を上回り多くの方にお越しいただき、感謝価格でカレーやラーメンを提供しました。たのしい楽団による演奏会もあり、とても賑やかな日となりました。

20周年記念誌の制作発行

ゆうあいの20年間を振り返り、ゆうあいに関わり深い方々にご寄稿いただいき、記念誌を発行しました下の写真・左

ゆうあい新ロゴと新理念の制定

「ゆうあい」の新ロゴを作成するとともに、新理念「自分らしさを大切に、みんなの人生をより豊かに、笑顔あふれる未来をつくっていきます」を多くの職員が関わる中でつくりあげました。

松江しんじ湖温泉駅前の足湯バリアフリー工事寄付

昨年いただいた寄付金を原資として、バリアフリー観光関連事業でつながりの深い松江しんじ湖温泉。その駅前の足湯に、寄付事業として手すりを設置するなどのバリアフリー工事を行いました下の写真・中

総合体育館周辺のスサノオマジックバス停

寄付金を原資に公共交通事業の一環として、松江市総合体育館周辺のバス停を島根スサノオマジックのデザインの美しいバス停に変身させました下の写真・右
漫画風のブックレット 車いすユーザが車いすのまま足湯につかる場面 スサノオマジックのマスコットがえがかれた青色のバス停

プロジェクトゆうあいでは、活動の様子をご紹介する『ゆうあいレポート』(A4判、全4ページ)を年4回発行しています。このたび最新号(第50号)ができました。

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就活は就労移行支援事業 STEPゆうあいへ

第1プロジェクトゆうあいの就労移行支援事業を「STEPゆうあい」のネーミングで新たにスタートをきりました。

発達障がい・精神障がいの方を支援するツール「リタリコ仕事ナビ」を導入し、就職に必要な知識やスキルを体系的に学ぶことができるようになりました。また、集中して研修や資格取得にむけた学習をしていただけるスペースとしてセミナールームを新設しました。

STEPゆうあいでは、就職に向けた学習、豊富な訓練メニュー、施設外での訓練・職場実習により、働く自信をつけ、ご自身に合った仕事につけるサポートをしていきます。引き続き臨床心理師の難波寿和(なんば ひさかず)さんによるコミュニケーションセミナーと個別相談により心のサポートも行っていきます。

一人で就職活動は不安、働きたいけど体調など不安なことがある、自分に合った仕事がまだわからない方など、就労移行支援のサービスを使って一般就職を目指してみませんか。新しくなったSTEPゆうあいにまずはお気軽にお問合せください。

(斉木)

就労移行在籍者のためのデスクとセミナーの様子

「就労移行支援」ってなんだろう?
就労移行支援は就労継続支援A型、B型と同じく障害者総合支援法に基づく就労支援サービスの一つで、一般企業への就職を目指す障がいのある方を対象に、就職に必要な知識やスキル向上のためのサポートを行います。

プロジェクトゆうあいでは、活動の様子をご紹介する『ゆうあいレポート(A4判、全4ページ)を年4回発行しています。このたび最新号(第49号)ができました。

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居心地の良い「地活」に

「地域活動支援センターゆうあい(地活)」の運営を開始して3年が経ちました。地活は、障がいのある方やそのご家族、障がい者就労で働いておられる方々が、気軽にそして気楽に立ち寄れる場所です。時々、利用者さんより「ここがあってよかったー」とか「ここに来るとほっとするわー」という声を聞きます。その度に、前任の方々が築いて下さったこの地活の雰囲気を受け継いで大切にしていきたいと感じています。

私は今年度より着任しましたが、皆さんが感じておられる居心地の良さを大切にしつつ、さらに多くの方にとっての居場所となってほしいという願いで、新たな活動も始めています。土曜日には、木工教室や折り紙教室、麻雀教室などを開催。皆さん和気あいあいと楽しそうです。

また、6月より月1回、第3土曜日に『kitchen-kitahori(キッチンきたほり)』という子ども食堂をOPENしました。初開催の日は車いすの方、ご家族様、お一人の方、放課後等デイの利用者等様々な方にお越しいただきました。初回はお陰様で予約で埋まり、当日はたくさんの笑顔に出会うことができました。ご利用される皆様にとって、あたたかい食事とほっとできるこの場所が新しいご縁や素敵な思い出となるようにと願っております。

今後も有意義な活動の場となるように頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。

(関谷)

キッチン北堀を手伝ったエプロン姿のスタッフの写真、麻雀や折り紙の教室の写真

プロジェクトゆうあいでは、活動の様子をご紹介する『ゆうあいレポート(A4判、全4ページ)を年4回発行しています。このたび最新号(第48号)ができました。

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お仕事体験フェスでパソコンリサイクルを身近に

1月28日日曜日、松江商工会議所青年部主催の「わくわくお仕事体験フェス2024」がくにびきメッセで開催され、PCエコステーションゆうあいから「パソコン組立体験」ブースを出店しました。

この催しは、小学生から中学生を対象に様々なお仕事体験ができる場となっており、中古パソコン屋さんになりきって頂き、パソコン組み立てを通じて楽しみながら職業体験していただけるイベントでした。

イベントスタートと同時に続々と子供たちが入ってきます! 今年は店舗数が増え様々な業種があり、最初は「えー! 僕に組立できるかなぁ?」といった感じでスロースタートでしたが、一人入るともう止まりません。絶え間なく来店して頂きました。

バラバラになった部品達を組み立て「上手く起動できるか!?」といったところが醍醐味になります。スタッフは、部品の役割や取り付け方を説明しつつ組み立てを進めていくのですが、工具に触れたこともない小学3年生から機械大好きな小学6年生まで幅広く体験していただくことができました。参加者の子ども達は起動できた瞬間目を輝かせていたので、楽しんで頂けたかなと思います。

(川津)

中古パソコン屋さんと書かれた看板のブースで組立に挑戦する子どもと それを補助するスタッフ

PCエコステーションゆうあいでは、ご不用になりましたパソコンや周辺機器を無料でお引き取りしています。壊れていても構いません。解体・分類して貴金属を取り出すマテリアルリサイクル、再整備して販売する再生パソコン販売など、リサイクルの一連の作業が障がいのあるスタッフの報酬につながります。詳しくは下のPCエコステーションのウェブサイトをご覧ください。

【外部リンク】 使わなくなったパソコンのご寄附を募っています(PCエコステーションゆうあい公式サイト内)

プロジェクトゆうあいでは、活動の様子をご紹介する『ゆうあいレポート(A4判、全4ページ)を年4回発行しています。このたび最新号(第47号)ができました。

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第2回 城北福祉まつりが開かれました

4年ぶり第2回目となる城北福祉まつりが開催されました。城北公民館を中心として、半径500メートルの範囲にある障がい者支援事業所、高齢者福祉事業所、保育園の9事業所が参加し、各事業所にて作品展やミニゲームなどを開催するという内容のイベントです。

城北地区社会福祉協議会の主催ですが、プロジェクトゆうあいでは、本イベントの企画運営に中心的に携わるとともに、ゆうあいとしても、古本の販売や放課後等デイサービス事業所の子どもたちの作品展を開催するなど、地域に向けて、事業所のことを知っていただくよい機会となりました。

今回ならではの企画として、社会福祉法人みずうみさんからお借りした電動カートを活用し、事業所間を周回運行することで、移動を含めた楽しいイベントになったかと思います。また、イベント用の無料駐車場として、ハーモニー大輪(だいりん)さん、嵩見(だけみ)保育所さん、プロジェクトゆうあいから提供があるなど、前回の城北福祉まつりから、一歩進んだイベントになったと思います。来年もぜひ開催したいですね。

(田中隆一)

ゆうあいビルでの古本販売や子どもたちの作品展の様子

プロジェクトゆうあいでは、活動の様子をご紹介する『ゆうあいレポート』(A4判、全4ページ)を年4回発行しています。このたび最新号(第46号)ができました。

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「キッズ/ジュニアゆうあい夏祭り」開催!

放課後等デイサービスでは夏休みに城北公民館にて「キッズ/ ジュニアゆうあい夏祭り」を開催しました。

アフターコロナではありますが、今年も事業所ごとに時間をずらし少人数で入場するなど引き続き感染対策を行いつつ、ゆっくり楽しめる夏祭りを計画しました。子ども達のパワーはとても大きく『コロナなんてふっ飛ばせ! 祭りを思いっきり楽しむぞ! 』という活気に満ち溢れた、とても賑やかなお祭りとなりました。

わなげ、射的、かき氷、ストラックアウト、お面や、魚釣りなどの看板もしっかり掲げた本格的なお店を開き、店番は、第2ジュニアの中高生メンバーと送迎ドライバーが担当。店への呼び込み、遊び方の説明、かき氷づくり等、みんな一生懸命役割を全うしてくれました。おかげで、各コーナーを笑顔いっぱいで楽しむ子供たちの姿をたくさん見ることができました。

暑かった夏休みを乗り越えた元気いっぱいの皆さんと一緒に、今後も心に残る企画を考えていきます。

(関谷)

公民館内に設けられたかき氷屋台のの模擬店

企画展「本町堂の古本&アートワーク展」開催

白潟本町、山陰合同銀行本店近くにあります「本町堂」は小さな古本屋であると同時に、若者の中間就労支援と安心して過ごすことの出来る居場所を提供する場でもあります。「学校に行きづらい、働く場所を探している、居場所がほしい」などの思いを持つ若者たちが利用しています。

この度ご縁があり、4月14日(金)~5月15日(月)の約1カ月間、今井書店 TONOMACHI63(とのまちロクサン) において「本町堂の古本&アートワーク展」を開催させて頂きました。本町堂で販売している古本の他に、利用者さんたちが各自作成したオリジナルポストカード、ストラップ、キャンドル etc を販売しました。

ポスター制作、値付け、商品ディスプレイもすべて、自らの手で行いました。地元にある立派な本屋さんに、自分たちが作った作品が並んだこと、それを手に取って買ってくれる人がいることを目の当たりにし、今まで味わったことのない喜びと同時に自信がついたように感じました。
個性が光るオリジナルイラストで作ったポストカード

無事にアートワーク展を終え、現在も引き続き本町堂の店舗において、利用者さんたちの作品を販売しています。本もレコードも大半が100円で販売しており、ここ最近はブームが再燃している中古レコードもたくさん置いております。

一人でも多くの市民の方々に本町堂を知っていただき、多くの方に愛される地元のお店として、これからも進んでいきたいと考えております。是非一度「本町堂」にお気軽にお立ち寄りください。

(佐々木)

 

「本町堂」は、若い方が仕事に関わることを通じて、自分の生き方を考えていく一歩の場として、NPO法人プロジェクトゆうあいが運営しています。店内はくつろげるスペースもあり、読書などの居場所としてもご利用いただいています。

 

住所 松江市白潟本町74
開店時間 月・火・木・金曜日 9:30~15:30
(※不定休あり)
TEL 0852-67-1539
Instagram 本町堂 Instagram
Twitter 本町堂 Twitter
本町堂内部の様子

たのしい楽団設立10周年ライブ開催 ~すすめ! たのしい楽団!~

障がいのある子供と若者による音楽活動「たのしい楽団」。設立して10年の記念ライブが、3月26日、八雲町のしいの実シアターで開かれました。様々な楽器を即興で、自由に奏でる摩訶不思議な演奏会。この日は宮古島出身のミュージシャンのマリノさんをゲストに迎えて、いつも以上にパワーアップ、充実した演奏となりました。

たのしい楽団は、今から10年前、音楽家の大友良英さん(NHKあまちゃんの主題歌の作曲家)と、神戸の「音あそびの会」という障がいのある子供たちによる音楽活動の団体が、松江に来られたきっかけから、松江でも同じような活動をやってみようじゃないか、ということでスタートしました。会の運営はゆうあいが全面的にバックアップしていますが、参加者はキッズ・ジュニアゆうあいのお子さんだけでなく、幅広く松江市内から来られています。

このたびのライブでは、事前に新聞に告知記事にもなったことから、はじめて観たという方も多くおられましたが、みなさん、おもしろおかしな世界感に浸って、あっという間の時間になったようでした。

(田中 隆一)

ステージで楽器を演奏する子どもと大人