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ゆうあいReport第16号

ゆうあいビルの外観が一新しました!

5月末からとりかかっていた、北堀ゆうあいビルの外観塗装工事が1カ月かけてようやく終了。真っ白な壁になって見違えるほどの装いとなりました。この期間中に1階フロアを木目調のクッションフロアにもはりかえて、とても気持ちよく働くことのできる環境に生まれ変わりました。

ちょうどこの工事のさなかですが、福島へバリアフリー観光推進フォーラムがありましたが、福島から少し先、仙台まで田中が足をのばし、この建物の元オーナー、西村啓子さんにお会いしました。震災後の2011年4月にこの建物を購入したのですが、西村さんとお会いしたのはそのとき以来です。

仙台駅近くの喫茶店にて、この5年間のゆうあいの事業を詳しくご報告したところ、大変よろこんで下さいました。これからも末永く、プロジェクトゆうあいと、ゆうあいビルを見守っていただけそうです。(田中)

ゆうあいタイムライン(2016年4月~6月の足跡)

4月

[てくてく日和]2016年春号発刊!!

まち歩きバリアフリー観光情報誌「てくてく日和山陰」の2016年春号となる14号を発刊しました。今回は鳥取県西部、島根県東部のフラワースポットと体験特集です。春ならではの爽やかな季節を感じてもらえるような冊子になりました。冊子はフリーペーパーで、ゆうあいHPからもPDFまたはワードをダウンロードし閲覧できます。

てくてく日和まるごと島根版英語版完成!

島根県のバリアフリー情報が掲載されている「てくてく日和 まるごと島根」の英語版が完成しました。てくてく日和島根は、車いす使用者が島根県内の主な観光スポットを実際に歩いて取材したバリアフリー情報誌で、10号で島根県全域を網羅しました。その総集編となるのが「てくてく日和まるごと島根版」です。この冊子の外国人観光客向けに、英語版を作成しました。島根県から無料配布しており、山陰地方のバリアフリー観光のための英語情報サイト「アクセシブルトラベル山陰」からもダウンロードできます。

ゆうあい農園にじゃが芋

大庭空山にあるゆうあい農園で、キッズスペースゆうあいの子どもたちがじゃが芋を植えました。種芋を半分に切り、一つ一つ丁寧に植えていきました。7月に収穫の時期を迎える予定です。

「しふくのマルシェ」に参加!

ドラッグストアウェルネス乃白店で、島根県障がい者就労事業振興センター主催の販売イベント「しふくのマルシェ」に参加しました。パンや焼き菓子などを出店する福祉事業所と一緒に、ゆうあいは古本販売をしました。

5月

全国バスマップサミットin愛媛に参加

5月14日・15日に第13回全国バスマップサミットin愛媛が開催されました。プロジェクトゆうあいも参加し、どこでもバスマップすごろく、どこでもバスブックを紹介しました。

[どこでもバスマップすごろく 縁結び神話の国]完成

バス・鉄道の路線を使ったすごろくの第3弾が完成です。縁結びの地・島根の東部エリアを舞台としたボードゲーム「どこでもバスマップすごろく 縁結び神話の国」が販売されました。価格は1000円(税別)で、松江市内の今井書店、島根県観光物産館にて販売しています。

えみスマイル5月号完成!

視覚障がいのある方のための支援機器やソフトなどを紹介する動画番組「えみスマイル5月号」ができました。iPhoneアプリ「衣服の色調べ」の紹介です。その名前の通り衣服の色を教えてくれるアプリです。またチェック・横縞・縦縞の模様も教えてくれます。聴覚障がいのあるかたのための字幕付です。

どこでもバスブック2016年度版発売

松江市内のバス時刻表を1冊にまとめた、どこでもバスブック2016年度版を発売しました。A6版でハンドバッグにも入るサイズです。松江駅前キヨスク、松江市内の今井書店各店舗にて250円(税込)で販売中です。

縁結びバスマップ2016年度版配布中

縁結び観光協会さんからの資金的なバックアップで松江・出雲・安来の主要観光スポットを、鉄道・路線バスで巡るための、地図・時刻情報を網羅したマップ「縁結びバスマップ」の2016年度版が完成しました。松江駅前の松江国際観光案内所などで無料で配布しています。

キッズスペースゆうあい春の遠足

キッズゆうあいの春遠足でとっとり花回廊に出かけました。きれいなお花を見て散策したり、脇道にそれて探検したり、色々なお菓子を食べたりと、子どもたちは元気いっぱい楽しむことができました。

6月

ゆうあい農園で玉ねぎ収穫!!

松江市大庭町の空山にあるゆうあい農園で、みごとにタマネギが実りました。昨年の冬から、心を込めて育て、キッズゆうあいの子どもたちが力を合わせて、300玉の大収穫となりました。

パソコンリサイクルの現場視察

パソコンリサイクル事業の見聞を広めるためにプロジェクトゆうあいの今岡・田中・早瀬の3人で、東京都両国にある 障がい就労継続支援事業所NPO法人自立支援センターむくを視察しました。みなさんとても明るい雰囲気の中、パソコンの分解や修理販売などに取り組まれていました。

桑原さんが福島県双葉町役場へ

現在ゆうあいで働いている桑原さんは福島県の双葉町役場に勤めてた方です。その桑原さんと、事務局長田中とで元の職場に参上しました。桑原さん自身、震災以降はじめての福島帰郷。といっても双葉町は今も全域立入制限区域。双葉町役場はいわき市内にあります。そこで元の同僚と再会ということに。皆さんに温かく出迎えて頂きました。

バリアフリー観光推進全国フォーラムふくしま大会

NPO法人日本バリアフリー観光推進機構の主催で、第6回バリアフリー観光推進全国フォーラムふくしま大会が開催されました。全国22カ所あるバリアフリーツアーセンターが福島市に集結し、「ふくしまの観光をバリアフリーで再生する!」とのスローガンを掲げ、盛大にとり行われました。

コラム「出雲ブックカバー」

プロジェクトゆうあいでは、平成28年2月より、「出雲ブックカバー」を販売しています。

「出雲ブックカバー」は、布を染める染色技術の一つである「板締め」技法による版木の中から、ブックカバーに馴染むデザインを厳選し、手触りのよい布を用いて、現代の技術で制作しています。

販売場所は、島根県物産観光館・チャレンジショップ ぢげもん・手作り雑貨 ちろり・松江歴史博物館内ショップ 縁雫・カラコロ工房内 キルト工房慶にて1200円(税別)で販売しています。是非お立ち寄りください。

トピックス

松江武者行列2016

松江城が国宝になってから初めての松江武者行列が、4月2日(土)多くの市民に見守られながら開催されました。今回は、松江開府の祖「堀尾吉晴公」に加え、松江藩初代藩主「堀尾忠氏公」をお迎えし、総勢250名の行列で国宝化を祝いました。また、明治初期に松江城が入札され破却されるところを、入札額と同額を納め天守の保存に尽力した、3名の市民(高城権八、勝部本右衛門栄忠、勝部本右衛門景浜)を顕彰するという一場面もありました。松江武者行列を通じて、改めて松江に「松江城」があることの感謝と、後世へ大切に引き継いでいく責任も感じました。

これから「松江は“武者のまち!”」として、春の武者行列だけでなく、松江に行くと武者に会える、武者になれる、武者めしを食べる!?など、武者だらけのまちになる予感です。現在、松江武者認定特設サイトも開設されています。松江武者1,000人を目指しプロジェクトゆうあいも引き続き企画・運営に携わります。あなたも、武者になってみませんか?(川瀬)

お知らせ

第11回 松江市市民活動フェスタに参加

開催日時:2016年9月10日(土)10:00~16:00

開催場所:松江市市民活動センター(STICビル)

フェスタでは、ステージイベント、展示・体験・販売など様々なイベントが行われますが、プロジェクトゆうあいは1階で古本販売を予定しています。お気軽にご来場ください。

よりよいまちづくりを目指して

プロジェクトゆうあいでは社会をよりよくするというミッションのもと、さまざまな非収益事業を実施しております。多くの方のご支援をお待ちしております。詳しくはパンフレット、またはゆうあいHPの右上のバナー「ゆうあいの活動にご支援ください」にてご紹介しています。

U-BOOK報告

U-BOOK(古本事業)では2016年4月~6月の間に 5,226冊の寄贈をいただきました。販売ではみしまや、イベント等の外部売上とネット売上を含む合計739,951円となりました。売上代金は障がいのあるスタッフの報酬にすべて還元させていただきました。

発行

発行元:
NPO法人プロジェクトゆうあい
住所:
松江市北堀町35-14
電話:
0852-32-8645
メール:

info@project-ui.com

プロジェクトゆうあいの取り組みに賛同いただいている方に会員になっていただいています(年会費3000円)。会員になりますと、法人の取り組みをメールを通じて随時ご報告していくほか、各種イベントへのご案内をしています。