~それぞれの性格を明確に独自性を高めて~
キッズスペースゆうあいでは3か所の事業所を運営しておりますが、2017年4月より、各事業所の性格をより明確にし、独自性を高めた運営としていくことになりました。
旅行の相談では、主に視覚障がい者と車いす使用者、ご高齢の方や杖歩行の方が多く、車いす使用者の方はバリアフリー情報を求められることが多く、視覚障がい者の方は、実際に手引き誘導の方を手配してほしいという問合せがほとんどです。一緒に旅行のスケジュールを考えたり、必要に応じた様々なお手伝いを行っています。最近は「和菓子作り」「着物を着てまち歩き」といった体験型の旅行を楽しまれたり、出雲大社などの“ご縁を結ぶスポット”を巡られる方が多くおられます。
第1キッズは、小学生を中心として生活訓練、コミュニケーション訓練、創作活動、食育などを中心とした療育プログラムを、第3 キッズは、同じく小学生を中心として屋外での遊び、社会体験、交通ルールの定着、創作活動などを中心とした療育プログラムとします。そしてもっとも変わるのが第2 キッズです。中高生を中心として、社会体験活動、就労に向けた訓練、レクリエーション、食育などを療育の中心とします。従来の第2 キッズスペースゆうあいの近隣に昨年10月より第4 の活動スペースとして建物を新たに確保しておりますが、ここを第2 キッズ
スペースの別館として一体的に運営していきます。子どもたちの成長を後押しできるよう、キッズスペースゆうあい全体での改善を続けていきます。(田中)
25日に松江市市民活動センターにて、市民活動センター冬まつりが開催されました。福祉ネットだんだんねの一員として、1日限定のカフェをオープンしました。当日は大雪の中ご来店いただき、ありがとうございました。
まち歩きバリアフリー情報誌「てくてく日和山陰2017年冬号」ができました。今回は冬が旬のカニや、あったかおでんなど、山陰のグルメを探しに車いすスタッフが食べ歩きしました。 また、今後リニューアル構想のある水木しげるロードを調査し、楽しめるお店を紹介しています。てくてく日和はフリーペーパーで、島根県内・鳥取県内の観光案内所、道の駅に設置し、ウェブにダウンロード版をアップしています。
ゆうあいスタッフのえみが出演するYouTube 番組「えみスマイル12月号」をアップしました。高知システム開発から新しく発売された住所録ソフト、「マイアクセス」で年賀状を作成する様子を紹介しています。前編では住所録に関係する操作、シートの登録、差出人の登録をしています。後編では葉書を印刷する様子をご覧いただけます。
島根県主催で14日に、松江しんじ湖温泉にある旅館「なにわ一水」にて、バリアフリー観光推進セミナーが開催されプロジェクトゆうあいでは、企画運営のお手伝いをさせていただきました。なにわ一水がバリアフリー改修される際にアドバイスなどプロジェクトゆうあいもご協力をさせていただきました。バリアフリーフロア、バリアフリールームの見学、なにわ一水取締役社長 勝谷有史氏、伊勢市観光振興課 上村静香氏、鈴木健太氏に、講演いただきました。それぞれの立場から、障がいのある旅行者をどのように支援しているかを紹介されました。
松江市から「こころのバリアフリー・ハンドブック」が発行されました。「少しの配慮で増える笑顔」を合言葉に、社会的な障壁をなくしていくことをテーマに、作成されたハンドブックで、障がいによってどのように接したらよいのかなど、分かりやすいイラストや4コマ漫画で紹介されています。制作にはプロジェクトゆうあいも協力させていただき、松江市で無料で配布しております。また、松江市ホームページからPDF版をダウンロードしていただけます。
21日に、島根県立古代出雲歴史博物館のアテンダントの方に、障がいのある方への対応について研修させていただきました。今回の講師は松江/ 山陰バリアフリーツアーセンター長の川瀬、ゆうあいスタッフから車いすユーザー、聴覚障がい者、視覚障がい者で盲導犬ユーザー、視覚障がい者で白杖ユーザーの5人でした。講師の話の後、手話体験、手引き(視覚障がい者の誘導方法)&アイマスク体験、車いすの操作方法を説明しました。
ゆうあいスタッフのえみが出演するYouTube の動画番組「えみスマイル」3月号ができました。高知システム開発の住所録ソフト、マイアクセスの使い方を、シリーズで紹介して行く予定です。今回はシリーズ初回「起動と終了編」です。聴覚障がいのある方のための字幕を準備中です。
毎月11日のイオン・デーに開催されるイオン幸せの黄色いレシートキャンペーンの呼びかけに参加しました。ボックスに投函されたレシートの額の1%を、イオンから各団体に寄付いただけるものです。東日本大震災から6年、3月は特別に東北の子どもたちに向けた寄付になります。ゆうあいスタッフで福島県双葉町出身の桑原も活動に参加しました。
市内の障がい者就労支援事業所の一覧事務所マップ、支援制度説明が分かりやすく紹介されている冊が発行となりました。市内10 の福祉事業所ネットワークである、福祉ネットだんだんネ、赤い羽根共同募金の助成と広告協賛により発行。プロジェクトゆうあいも、制作、協賛集めなど携わりました。これから、どこの事業所を利用しようか検討されている方には必見です。
26日に、松江市総合福祉センターにおいて「第12回松江市ボランティアフェスティバル」に参加し、バスマップすごろくと古本を販売しました。今年は「THE カラオケ★バトル」島根代表の歌うま中学生・森本ゆりあさんのステージのほか、各種ミニステージ、展示・体験コーナー、販売ブースが設けられました。
障がいのある子どもたちが、いろいろな楽器を使い、そのときまかせの音楽をかなでるサークル「たのしい楽団」の今年度最後の活動である発表会「すすめ!たのしい楽団!」が5日に開催されました。応援団長の浜田真理子さんを含む10名のサポートミュージシャンも演奏しました。会場になった八雲町のしいの実シアターに、75人のお客様が集まり大盛況でした。
松江武者行列の「時代衣装の着付け講習会」や、行列参加者が道中持ち歩く小物入れ「分銅紋小物入れづくりワークショップ」が国際交流会館にて開催されました。時代衣装とは甲冑、うちかけと言った普段は触れられないものばかりです。京都の井筒企画の指導の下、本番に向け着付けを体験していただきました。
~バリアフリー観光推進セミナーに参加して~
松江市では昨年の10 月1 日より、「障がいのある人もない人も共に住みよいまちづくり条例」が施行され、中でも、観光バリアフリーを主な項目として取り上げている。松江市内の宿泊施設で最初に手を挙げて実行し、現在もそのバリアフリー化を推進している「なにわ一水」の勝谷社長の『非日常でなければ旅館を利用してもらえない』などの思いには全くといって共鳴できた。とかく、旅館は伝統や格式を重んじるところがあり、段差などは当たり前の世界で、せめぎ合いを感じるところである。また、全ての宿泊施設や観光施設がユニバーサルデザインで構成されている事は難しいが、“バリアフリー情報を公開すること”は施設がバリアフリー化していないと公表できない事はなく、“どのような状況であるか”が大事。障がい者や高齢者なども単独での観光でない方が多い。その情報の中で選択すればハード面はある程度解決するのではないかと思う。もう一つはやはり、心のバリアフリーである。適正適度の人員の配置や対応の接客技術が思いやりを観光客に感じられるものであればそれでもいいのかとも思う。今後、行政・業界・利用者が三身一体でよりよくなるように改善してもらいたい。(矢野)
絶好の天気の中、今年4月1日(土)松江武者行列が行われました。私は武者行列を間近で初めて見ました。衣装(甲冑)などがとても精巧で美しいこと。近くで見たからこそ感じれることです。演舞は部隊ごとに違い、迫力のある舞がどの部隊も素晴らしかったです。子供武者はとてもかわいく小さいのに頑張っているなぁと思いました。警護武者隊が刀を振る姿はとても勇ましく、姫たちは優雅に舞っていました。列の前を舞っていった人たちが戻り、殿を出迎えます。最後に馬にまたがり登場した殿は、堂々としていて格好良かったです。
行列の通行予定時間の20分ほど前に到着し、人は多くとても賑わっていましたが、車いすで行っても通行などに問題はありませんでした。色とりどりの着物や甲冑をみていると、参加して一緒に舞ってみたくなりました。ぜひ皆さんも参加したり見に行ってはいかがでしょうか。大迫力でしたよ。(かなこ)
松江市内にお住まいの方に長年親しまれている、「どこでもバスブック」の2017年度版が5月上旬に発売予定です。「どこでもバスブック」は松江のバス時刻表が1冊にまとまった冊子です。松江駅キヨスク、松江市内の今井書店各店舗、みしまやの古本棚にて販売いたし
ます。定価は変わらず250円(税込)です。ハンドバッグにも入るサイズ(A6版)です。お出かけのお供に持ち歩いてみてはいかがでしょうか。
プロジェクトゆうあいでは2013年より、松江・出雲・安来の主要観光スポットを鉄道・路線バスで巡るための地図・時刻情報を網羅した「縁結びバスマップ」を製作しています。毎年発行しており、2017年度版も5月上旬に発行予定です。「縁結びバスマップ」は松江駅前の観光案内所などで無料配布する予定です。遠方にお住まいの方・手に入りにくい方のために、無料で印刷可能なダウンロード版もゆうあいホームページにアップします。旅のお供にぜひご活用ください。
プロジェクトゆうあいでは社会をよりよくするというミッションのもと、さまざまな非収益事業を実施しております。多くの方のご支援をお待ちしております。詳しくはパンフレット、またはゆうあいHPの右上のバナー「ゆうあいの活動にご支援ください」にてご紹介しています。
U-BOOK (古本事業)では2016年12月~ 2017年2月の間に 3,471冊の寄贈をいただきました。販売ではみしまや、イベント等の外部売上とネット売上を含む合計537,27 円となりました。売上代金は障がいのあるスタッフの報酬にすべて還元させていただきました。
プロジェクトゆうあいの取り組みに賛同いただいている方に会員になっていただいています(年会費3000円)。会員になりますと、法人の取り組みをメールを通じて随時ご報告していくほか、各種イベントへのご案内をしています。